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中氏がβテスト開始前にPC版「PSO」を紹介
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2001年11月23日 |
本日(11月23日)から3日間,インターネットカフェ・Necca秋葉原店においてWindows用ネットワークRPG「PHANTASY STAR ONLINE」(12月20日発売予定・6,800円)の公開ベータテストが開催される。
一般ユーザーのベータテスト開始に先がけて,プレスや流通関係者を対象とした説明会が行われ,PC版「PSO」のパッケージビジュアルや初回特典などが発表されている。
概略の説明の後,壇上に立った開発元・ソニックチームの中裕司氏は,「(PSOは)ネットゲームの入門用タイトルとして,幅広いユーザーに楽しんでもらえる工夫を多数している」とし,オフラインでも楽しめることや,“対戦”ではなく“協力”という概念であることを改めて強調。ネットというと,WebブラウジングとメールしかしていないPCユーザーに,「PSO」でネットの本当の楽しさを知ってもらいたいとした。実際,DC版の20%が女性ユーザーだという。
さらに,フリーな素材を提供するなど,ユーザーの「PSO」のHP設立にも協力的で,「こうしたことが,(ネット上の)コミュニティの活性化になれば」(中氏)と,こちらにも力を入れていくようだ。
また,DC版,そして今後リリースされるGC版,Xbox版とあわせて,ワールドワイドで100万ユーザー,200万ユーザーと,「PSO」の世界の住人を増やしていきたい意向だ。
また中氏は,あらためて日本発のネットゲームの本格的な世界進出にも力を入れていくとし,欧米やアジア市場にもPC版をリリースしていくと,コメントしている。
また,気になる必須ハードスペックだが,同社ではさまざまなPC環境化でのテストを実施しており,「ここ1・2年の間に発売されたPCなら問題なく動作するだろう」としている。なお,発表された必須システムは,PentiumIII/450NHz以上,メモリ64Mバイト以上,HDDは600Mバイト以上。OSはWindows 98/Me/2000,そしてXPへも正式対応。また動作確認済みグラフィックチップも,主なものは多数確認済みで,まず間違いない。
実際,プレイさせていただいたが,DC版よりキャラ設定が快適だった。直感で分かる操作性,初心者もコアユーザーも楽しめるバランスと,DC版の良さをそのまま引き継いでいるようだ。当然,解像度の向上による画面の綺麗さは素晴らしい。また,キャラの移動はテンキー(もちろんパッドでもできるが)なのが古くからのPCゲーマーには嬉しかったり。
現在15時,ついにユーザーの手によりPCでもPSOの世界がひらかれる――。
[SOFTBANK GAMES]
(C)SONICTEAM/SEGA,2000,2001
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