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“パチスロ”が家のテレビで遊べるゲーム機登場
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2002年1月10日 |
ドリームズ・カム・トゥルーとサミーの2社は本日(1月10日),家庭用パチスロ専用TVゲーム機「ガチンコ勝負! パチスロTV」を3月24日に発売することを発表した。
都内で行われた発表会には,ドリームズ・カム・トゥルー代表取締役の鈴木世一氏,同社常務取締役の服部憲治氏,同社開発マネージャーの小田桐和弘氏,またサミー常務取締役の中山圭史氏,同企画マネージャーの越野知春氏が登場。それぞれから新製品の概要が明らかにされた。
まず小田桐氏によると,この「ガチンコ勝負! パチスロTV」は,AV端子を持つTVやカーナビなどにコード1本で接続して遊ぶTVゲーム機だという。本体には筐体と同じくレバーやボタン,メダルの挿入,払い出し機能が付属。さらに4人まで対戦できるバトルプレイモードや,とことんスロットを楽しむフリープレイモードが収録されているので,自宅で“パチスロ”を自由に楽しむことができる。
また,別売りのカートリッジを差し込むと実機の映像でパチスロを遊ぶことが可能に。第一弾としてサミーが監修を行った「獣王Jr.」が本体と同時発売になり,このソフト以降も月1本の割合で新カートリッジが発売されていく予定だ。越野氏によれば「サミーの新機種や,往年の人気機種,友好関係にある他メーカーの機種も開発を予定している」というぞ。
価格は本体が6,800円でカートリッジが3,800円(予価)。中山氏は「このゲーム機をきっかけにして,TOY事業にも積極的に進出していきたい」と意気込みを話したほか,鈴木氏は「目標として初年度に本体50万台,カートリッジで100万本の売上を目指す。」とコメント。「将来は120万台以上を発売しているe-kara以上の市場を創造していきたい」(鈴木氏)と自身を覗かせていた。
今後この「ガチンコ勝負! パチスロTV」は,雑誌・TVCFなどで商品紹介を行うほか,2月26日〜28日に東京ビックサイトで行われる「東京インターナショナルギフトショー」にも出展する予定。発売前に実機に触ってみたい!という人はぜひこのイベントをチェックしておこう。
[SOFTBANK GAMES]
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