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モトローラ,セガら3社がPalm用ゲーム開発で提携
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2002年2月6日 |
米モトローラの半導体プロダクツセクタ(SPS)は本日(2月6日・米国時間2月5日),セガのモバイルゲーム用APIに最適化したDragonBall MX1およびSuper VZマイクロプロセッサを開発することを発表した。
DragonBallは,現在ほとんどすべてのPalm OSベース製品に採用されているCPU。
今回の提携により,セガはモトローラとモトローラの子会社・メトロワークスとともに,次世代のPalm Powered機器に向けたモバイルゲーム用APIを開発する。同APIは,Palm OSプラットフォームを対象としたメトロワークスの開発ツールCodeWarrior次期バージョンに組み込まれ,デベロッパーに対しツールとともにライセンス供与される予定だ。
またモトローラも,この提携に伴いDragonBallのハードウェア機能を,セガの3Dアプリケーションの動作を加速させるように最適化する。同時に,セガのゲームソフトが円滑にDragonBallプロセッサ上で稼働し,またCeodWarrior IDEと統合されるよう,ゲームアプリケーションとライブラリの開発に関してもセガと密接に協力していく。
セガの香山哲COOは,今回の提携に関し,「この提携でセガは,ハンドヘルドPC市場に力強い一歩で参入することができるだろう。すでに実績のあるセガのAPI技術を基盤とした次世代Palmデバイス向けゲームAPIが,次世代Codewarror IDEに統合されることにより,より多くのデベロッパーが素晴らしいコンテンツを供給していくことを期待している」とコメントしている。
[SOFTBANK GAMES]
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