コーエー,「信長」などWin用SLGの発売を延期

2002年2月25日

　コーエーは本日（2月25日），Windows用歴史SLG「信長の野望・蒼天録」とウォーシミュレーション「凱歌の号砲」の発売を延期すると発表した。ともに「今春発売予定」に改められた。

「信長の野望・蒼天録」は，日本のゲーム史そのものでもあるあの「信長」最新作。シリーズで初めて配下武将でのプレイが可能となったことが特徴。

　大名家の家臣団も一つの勢力としてとらえることにより、勢力間に縦横のつながりを持たせ、内部分裂・派閥作りなどの組織再編を行うえる。忠実な家臣として働くもよし，寝返るもよし，さらに独立して天下統一することも……。どのように戦乱を生き抜くかはキミ次第。外交コマンドも多数追加され，頭脳作戦も展開できる。ますますSLGの奥深さ，楽しさを実感できるはずだ。

　また野戦時は，対峙した両軍が今まさに激突せんとする瞬間に焦点を当てたリアルタイム戦闘として展開！　敵の隊列をいかに崩すかといった戦術的な駆け引きがポイントとなる。こちらも面白そう。5つのシナリオが用意されている。価格は1万1,800円。

　一方「凱歌の号砲 エアランドフォース」は，ハイテク戦車やステルス攻撃機など、実在する多国籍兵器を用い、空陸一体の現代軍事作戦・「エアランドバトル」を遂行するタクティカル・ウォーゲーム。

　日本国内が複数の軍事勢力によって分裂していたらという設定の中，オリジナル仮想戦記が展開する！　日本再統一を実現するのはだれだ!?

　プレイヤーは，作戦指揮と兵器運用を上手くシミュレートしていかなければならない。戦場はリアルタイプ・マップを採用。都庁や福岡ドームなども登場し，兵器が激突する戦闘シーンでは、3Dバトルが繰り広げられる。マップクリアのための軍事編成が勝利のコツだ。こちらの価格は9,800円。

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