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「ゲームに情熱を」未来のクリエイターへエール
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2002年4月11日 |
4月11日(本日),都内でデジタルエンタテインメントアカデミーの入学式が行われた。
今回,この入学式に来賓として壇上にあがったのは,コンピュータエンターテイメントソフトウェア協会・専務理事の渡邉和也氏,コンピュータソフトウェア著作権協会の専務理事・久保田裕氏,ACCESS常務取締役の保志健一氏,そしてソニー・コンピュータエンタテインメントでセカンドパーティパブリッシング部長を務める赤川良二氏の4人。
それぞれの来賓からは「エンタテインメント業界の見通しは明るい。これからの2年間を頑張って,若い力として入ってきて欲しい」(渡邊氏),「自分の作品と同じように他人の作品も大事にする,“クリエイターの良心”を育ててください」(久保田氏),「夢を持って新しい目標を実現するための入り口を,存分に活用して欲しい」(保志氏)と,それぞれの立場から新入生へ向けてアドバイスが贈られた。
また赤川氏からは,現在PS2用ソフトの「GT」などで活躍する山内プロデューサーの貴重な話が披露。同氏によると,「山内氏はまだPSが影も形もない頃から“3Dのポリゴンを生かした世界一のレースゲームを作りたい”と情熱を燃やしいていた」という。このことを踏まえて赤川氏は,「ゲームの“ノウハウ”を学ぶのはもちろんのこと,“こういうゲームを作りたい”という情熱を持たないと,これからのゲーム業界を生き延びるのは難しい」とアドバイス。厳しくも暖かい言葉で勇気づけていたぞ。
そして同日には,マイクロソフトXbox事業部の小出雅弘氏による特別講演「次世代ゲームマシン“Xbox”」も開催された。
講演で,ボイスコミュニケーションで遊び,友だちを携帯で呼び出してオンラインゲームを楽しむ……という未来予想図を描いた貴重なムービーを披露してくれた同氏は,「オンラインゲームは制作側にとっても,遊ぶ側にとっても革命的出来事になる」とも断言。そして「(これらが)実現したとき,まったく新しいゲームを作れるよう今から頑張ってください」という言葉を新入生に贈り,入学式を締めた。
[SOFTBANK GAMES]
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