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車はすべてCG! 劇場版「エクスドライバー」完成!
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2002年4月11日 |
4月11日,東京・九段会館にて劇場アニメ「エクスドライバー the Movie」の完成披露試写会が行われた。
「エクスドライバー」は,「サクラ大戦」のキャラクター原案の藤島康介氏が企画・原案・キャラクター原案を手掛けたオリジナルビデオアニメーション(OVA)。自動車がコンピュータ制御で走る近未来を舞台に,時折起こる交通トラブルに,ガソリンエンジンカーで立ち向かう若者を描いた作品。
ランチア・ストラトス,ロータス・ヨーロッパSP,ケータハム・スーパーセヴンといった名車群が未来都市を駆け抜ける! 2000年7月のリリースからなんと累計20万本を超える超ヒット作なのだ。
この作品がついに,米国に舞台を移して映画化決定! 最大の魅力でもあるカーアクションシーンでは,登場する車のエンジン音,エギゾーストノートは,OVAと同様,実車からサンプリングされたものが使われている。さらに,今回の映画化にあたってはカーアクションシーンではすべてCGで描かれる,という力の入れようだ。
本日の上映会には,雑誌などで抽選で選ばれた一般招待客で会場は満杯。上映に先立って西森章監督,出演の長沢美樹さんと浅田葉子さんによる舞台挨拶が行われた。
ガンディーニデザインのラリーカー・ストラトスを操る榊野理砂役の長沢さんは,「もともと“エクスドライバー”の衣装は露出度が高いけど,今回はさらに米国らしく色っぽいサービスがあるのでお楽しみに(笑)」とのこと。長沢さんによれば,カーアクションシーンもパワーアップしているほか,キャラクターもOVAを経て映画版で成長した一面を見ることができるという。期待しちゃおう! スタビライザーが気になる可憐な遠藤ローナ役・浅田さんも「カーアクションシーンだけでなく,理砂とローナと走一君の日常的な部分と,3人のチームワークがを観てほしい」とコメント。
西森監督も,「この映画の目的は“娯楽映画を作ろう”ということだったので気楽に観てほしい。カーアクションをすべてCGで作ったことがウリだけれども,CG監督には“CGに見えないCGにしてくれ”とお願いしていた」と,制作秘話を披露してくれたぞ。
そんな期待が最高潮のうちに上映スタート!! 迫力のカーアクションシーンやキャラクターのやり取り,そして“アメリカなりのサービスシーン”(by長沢)と,非常に濃い60分だった。必見です。
「エクスドライバー the Movie」は,4月20日からシネ・リーブル池袋ほか全国でロードショー。同時上映は「エクスドライバー Nina&Rei Danger Zone」。
また公開初日から出演声優・西森監督らによる舞台挨拶が予定される劇場もあるので,今回行けなかった人,惜しくも抽選にもれてしまった人は要チェック!!
舞台挨拶予定 4月20日(土) シネ・リーブル池袋 舞台挨拶(予定):小林由美子,長沢美樹,浅田葉子,西森章監督 1回目上映後12:50から 2回目上映前13:15から 3回目上映前15:10から
4月27日(土) 名古屋 ピカデリー 舞台挨拶(予定):小林由美子,長沢美樹,浅田葉子,西森章監督 1回目上映前9:00から
4月27日(土) 大阪 シネ・リーブル梅田 舞台挨拶(予定):小林由美子,長沢美樹,浅田葉子,西森章監督 2回目上映後14:20から 3回目上映前14:40から ※詳しい情報は各劇場へお問い合わせください
上映劇場や舞台挨拶などの詳細は,「エクスドライバー」公式サイトを参照のこと。
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(C)2002 KOUSUKE FUJISHIMA・exd・BV/D・G・A イラスト原画:小原 充 ※写真・文:ドリマガ編集部
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