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コナミ経営計画説明会.上月氏「安定成長も加味」
2002年5月10日

 

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 コナミは5月10日,都内のホテルで「2002年3月期連結決算説明会・中期経営計画説明会」を開催した。

 2002年3月期は,グループ連結で売上高が前期(2001年3月期)を541億円上回る2,255億円を計上したものの,営業利益は118億円減の268億円,経常利益も96億円減の268億円などとなった。

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 今回の結果について,同社の代表取締役社長・上月景正氏は,「国内で“遊戯王”人気が一巡してしまった。“遊戯王”に関する各種事業の見込み違いが,マイナスの最大原因」と話し,ヒットビジネスの難しさを痛感したようだ。

 一方で,「“メタルギアソリッド2”がワールドワイドで好調だった」ことを報告。2002年期,コナミの自社タイトル販売本数は過去最高となる2030万本を達成したという。

 続いて2003年計画についても明らかにされ,売上高2,350億円を目指すという。その実現のためのグループ中期経営計画が,同社執行役員らによって次々発表された。

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 数多くの計画が発表されたが,注目はやはりゲームソフトのCS事業。執行役員専務の北上一三氏によれば,「あらゆるジャンルでのナンバー1・2になるタイトルを目指す」とし,同社得意ジャンルへのテコ入れはもちろん,レースなどについてのジャンルへも取り組んでいくようだ。ワールドワイド展開も戦略的に推進し,海外シェア獲得のためPCタイトル展開の強化を図る。5月に「Dance Dance Revolution」が,7月には「Frogger the Great Quest」(日本未発売)が,米国でそれぞれPC用として発売されることも明らかに。

 またキャラクター関係のCP事業については,「国内での“遊戯王”人気は一段落してしまったが,海外は今後も展開していく。国内ではタカラとのコラボレーションのデジQは好調だ。ほかにも玩具菓子やカプセル玩具などにも力を入れる」(執行役員・永田昭彦氏)という。

 こうした計画を発表した上で上月氏は,「ハイリスク・ハイリターンのゲームソフトだけでなく,コナミはスポーツ事業など安定成長できるものにも注力していく」と,“安定性”を強調。SP事業とは現在世界4位までになったスポーツ施設の運営などだ。この1年間はスポーツ施設事業に魅力があることも再認識したようで,今後も各地に新施設をオープンするほか,新サービスなども計画。

 ほかにも発売断念していたパチスロ機への本腰,新キャラクターのフィーチャーなどで,コナミグループは,「(ゲーム,スポーツ施設に続く)第3・第4の事業領域」の確立を目指していくとしている。


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