スクウェア，業績予想を上方修正

2002年5月11日

　スクウェアは，平成14年度3月期の業績予想数値を上方修正した。

　修正後の数値は，売上高273億円，経常利益39億円，当期純損失が180億円となる（修正前数値は，売上高253億円，経常利益3億円，当期純損失184億円）。

　修正の理由として上げられているのは，今期発売したPS2用「キングダム ハーツ」が好調となったことで売り上げが向上したこと。また原価率の低い北米向けPS2用「FF X」も計画を大きく上回る販売実績を残したため，経常利益も大幅に改善する結果となった。

　一方，資産についての厳格な再評価を実施。映画事業整理に伴う損失の修正はないものの，再評価に基づいた引当を行ったため，当期損失の改善額は経常利益に比べ小幅となっている。

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