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テクモ,今期は連結で過去最高益を達成
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2002年5月16日 |
テクモは,平成14年度業績を発表。連結で当期純利益が前期比91.2%となる,過去最高益となったことを明らかにした。
平成14年度の業績は,売上高110億1,700万円,経常利益22億1,900万円,当期純利益12億2,400億円。
今期の業績を支えたのは,家庭用ゲームソフト販売事業部門。日本人の恐怖感をテーマにしたPS2「零〜zero〜」や,定番シリーズの最新作である,GBA「モンスターファームアドバンス」などが売上に寄与。特に,全世界で100万本を達成したXbox用「DEAD OR ALIVE3」が北米で売上を伸ばし,高い利益を得ている。
このほかの業務用機器・ソフト販売事業では,AM施設の投資意欲の減退を受け,大きく売上を割り込む結果となった。一方のAM施設運営事業では,売上は横ばいとなりながらも,コスト削減で利益をあげている。
同社では,来期は国内外で17タイトルの家庭用ゲーム発売を予定。各タイトルの売り上げ目標を世界各地域で20万本に設定し,開発もこの目標を達成できる体制に強化していくことを発表。また,テクモが当初Windows用に開発を進めていたネットワークゲームを,家庭用ゲーム機向けに開発することも明らかにしている。
[SOFTBANK GAMES]
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