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取り組みに冷静な姿勢を見せたSCEAオンライン戦略
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2002年5月22日 |
現地時間の5月21日,Sony Computerer Entertaimennt America(SCEA)は,カンファレンスを開催。同社のネットワーク戦略についても明らかにした。
この戦略について説明を行ったのも,SCEA最高責任者のKAZ HIRAI氏。同氏は,北米のゲーマーに対する綿密な調査をもとにした,論理的な説明を展開し,「北米ではPCコンシューマー機のゲーマーは,重複するかもしれないが,1台を共有することはしない」「91%のゲーマーが家でインターネットをしている」と説明。先日,お祭り気分の中で行われたMSの発表とは対照的に,冷静な分析を行った上でPS2ネットワークに取り組む構えであるという姿勢を見せていたのだ。
同氏によれば,PS2の米国でのネットワーク開始は8月27日。オープンISP方式を採用し,スタートアップディスクを同梱したネットワークアダプタを,39ドル99セントで8月27日に発売するという。
そして会場では,オンライン対応のタイトルデモも行われたが,一番の注目を集めていたのはやはり「RESIDENT EVIL Online(バイオハザード オンライン)」のデモ映像。世界初となったこの映像に,会場に集まったプレスは騒然となり,多くのため息が漏れていたのが印象的。
このほかにもSCEAはネットワーク対戦ガン・シューティング「SOCOM:U.S. NAVY SEALs」の16人対戦デモプレイや,人気シリーズ「MADDEN NFL Football 2003」で2人対戦をする画面も公開。ネットワークタイトルの豊富さを示した形となった。
[SOFTBANK GAMES]
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