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E3でヴィヴエンディ・ユニバーサルが映画ゲーム
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2002年5月25日 |
ヴィヴェンディ・ユニバーサルって? という人も多いかもしれないが,簡単に言うと,フランスのヴィヴェンディという情報産業(元水道会社)と,米国のユニバーサルスタジオが合併してできた会社だ。
もともと,ヴィヴェンディはシエラとブリザードエンターテイメントを傘下に収めており,ユニバーサルとの合併によって,ユニバーサルインタラクティブを含む巨大なソフトウェアカンパニーになったのだ(今回も勉強になったでしょ?)。
今回のE3の同社ブースでまず目に付くには「The Thing」。邦題は「遊星からの物体X」。南極基地で繰り広げられる寄生・同化エイリアンと越冬隊員との死闘を描いた映画がゲームになったのだ! E3期間中にジョン・カーペンター監督が来るんでね。わーい(すっかり仕事ド忘れモード)。
そして映画といえば忘れちゃいけないのが,「ロードオブザリング・旅の仲間」……おや,それはEAのゲームじゃなかったのかね? という人もいるだろうが,このゲームは「オリジナルのトローキンによる小説」を原作にしたもの,ということだ。これも詳報は後ほど。
ブリザードはウォークラフトシリーズの「Warcraft III: Reign of Chaos」がメイン展示。DOS時代からのリアルタイムストラテジーシリーズの第3弾だ。PC版はカプコンからの発売が決定している。
シエラでは大ヒットしたFOX InteractiveのFPS「No One Lives Forever」の続編が登場。世界を股にかけた女スパイが大活躍するゲームで,今作では日本も舞台に! もちろん忍者が登場! そして主人公も手裏剣を持って戦う! というなかなかそそられるシチュエーションが存在するゲーム。
ほかにも,ナスカーレーシングの最新作や,アルゴノーツ開発のXbox用アクション「マリス」などの話題作が勢ぞろいだ。
おっと,忘れちゃいけないのがユニバーサルのプロパティである「スパイロ・ザ・ドラゴン」最新作,「Spyro: Season of Frame」(GBA)と「Spyro: Enter theDragonfly」(PS2)。かわいいドラゴン・スパイロがまたまた大冒険!
[SOFTBANK GAMES]
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