ネット対応版も開発中!?「鉄騎」日本デビュー！

2002年6月3日

　カプコンは6月2日，都内のクラブでXbox用「鉄騎」の国内デビューイベント“『鉄騎』2080 in P.R.F. Laboratory”を開催した。

　このイベントは，多くのファンの中から選ばれた100名のラッキーなユーザーだけが目撃できたもの。会場には巨大なスクリーンが用意され，ここにゲーム画面が，両脇のモニタにはウワサの専用コントローラを操作している模様（しかも左右で角度を変えての表示）が映し出されていた。

「鉄騎」は人型機動兵器「VT」を操作するタイトルで，今回のイベントはその最新型“VITZH”を紹介する，というシチュエーションで展開した。

　まずは講習風に基本操作が説明され，40にもなるという各種ボタン，複数のレバー，さらにはフットペダルを使っての動きがデモされた。起動するまでに6つ以上のボタンを操作・調整し，さらに移動・武器の切り替えなども多数のボタンから選択・操作していく。メインカメラのウォッシャー洗浄の模様も表現され，かなり本格的なロボット操作シミュレーションが楽しめそうだ。

　途中で敵襲の非常コールとともに，実践のデモがスタート。ズーム機能を持つスコープと多彩な武器により，敵ロボット（VT？），飛行機，戦車などを次々破壊していく。また，火災時に消化液がカメラ上から流れていくシーン，横転してしまったときメインカメラに一瞬ノイズが乗る様子など，かなり「こだわった」創りになっていることが伝わってきた。

　来場者からは「すげ〜」の声も挙がったが，実際にプレイできないのがいかにも残念そう。そこにパッケージ（予定）を持った「鉄騎」プロデューサー・稲葉氏が壇上に。「6月30日に体験イベントを開催します」と嬉しい情報を発表。

　さらに「鉄騎」が8月22日，1万9,800円でリリースされることも明らかに。稲葉氏は，「2万円以内で出すことができて嬉しい。だけどこんな大きなコントローラ，“鉄騎”だけで置いておくのも嫌でしょ？」と言うと，何と「鉄騎」のオンライン版を開発中であることを明らかに！　おおっ！　これはすごい！

　実機はプレイできなかったが，その驚くべき「こだわり」の操作＆映像と，ネット版の発表などで，来場者も充実したイベントとなったようだ。なお，当日カプコンから配布された「鉄騎」のムービーをこちらで公開中！早速見てみよう！

[SOFTBANK GAMES]

※画面はすべて開発中のものです。
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