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他社デバッガも使用可能「CodeWarrior for GBA」
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2002年6月5日 |
メトロワークスは,「CodeWarrior for GAMEBOY ADVANCE 日本語版 Version 1」の製品発表会を行った。
この「CodeWarrior for GAMEBOY ADVANCE 日本語版 Version 1」は,Windowsをホストとして動作するGUIベースの統合開発環境。対応言語はCとアセンブラで,CodeWarrior IDEを中心とした開発に必要なツールがシームレスに統合された使いやすさが特徴となる
壇上に上がったメトロワークス代表取締役社長の植田省司氏は,同開発ツールについて「統合開発環境IDE」であることの優位性を説明の中で繰り返し強調。同氏によると,CodeWarriorは任天堂のコンパイラと100%互換を実現。任天堂のデベロッパーズキットをそのまま利用できるようになっているほか,インテリジェントシステムズから既にリリースされているIS-AGB-DEBUGGERにも対応しているという。
またGNU makefileで作成したゲームをCodeWarriorのデバッガにかけることも可能となっており,「どちらかの方法でしかデバッグできない,という二者択一ではなく,どの方法でも利用できるようフレキシブルに対応している」(植田氏)ことも特徴だ。さらに,C言語レベルでのソースレベルデバッガも搭載し,複雑になりがちなソースデバッグをより簡易に行うことができるという。
現在,このツールは1ライセンス14万8,000円(7月末日まで12万8,000円)で販売中。今年8月から9月ごろには,「同 for GC」との連携も可能にしたバージョンアップ版もリリースされる予定となっている。
[SOFTBANK GAMES]
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