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市販PCゲームのストリーミング提供実験がスタート
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2002年6月10日 |
NTT-MEは,NTT-X,日商エレクトロニクスの技術協力のもと,市販パッケージソフトウェアのストリーミング配信実験を6月10日(本日)から開始した。配信タイトル数は計20タイトルで,期間は7月14日まで。
今回の配信実験は,米Stream Theoryが開発した「アプリケーション・ストリーミング」方式を採用したもの。ソフトウェア自体をブロックに分け,必要に応じてユーザーのもとへ配信するため,ユーザーがソフトウェアをインストールする必要が無くなり,ハードディスク容量への圧迫を回避できるというメリットがある。
また既存のアプリケーションに変更を加えることなくソフトを配信することが可能なため,コンテンツ供給者は配信用専用ゲームを開発しなくて済むというのも特徴の1つ。ソフトウェアの違法コピー防止やソフトのログ管理,期間限定型のパッケージレンタルなども可能だ。
実験サイトは「WAKWAKキャスト」「gooGame」の2カ所で,利用にはブロードバンド接続環境とWindows端末が必要。料金は,7月14日までの実験期間中は無料となる。
NTT-MEでは,実験期間中に1万人のユーザーを見込んでおり,利用状況などの実験データの分析を行う予定。詳細についてはNTT-MEのプレスリリースを参照のこと。
[SOFTBANK GAMES]
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