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ハドソンらが携帯向け3D表示ハードエンジン開発
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2002年6月21日 |
三信電気とハドソンは,携帯端末向け2D/3Dグラフィックエンジン「GSHARK」(ジーシャーク)を共同開発したことを明らかにした。三信電気がライセンス販売を行う(写真は「GSHARK」を活用した表示イメージ)。
「GSHARK」は,2D処理用・3D処理用の両エンジンをロジック回路化,携帯端末向けバス回路を持つ。3万2768色(パレットカラー:256/16色)に対応し,2D描画速度は2000万ピクセル/秒,3D描画速度は15万トライアングル/秒。環境光・平行光のライト計算のほか,3D機能としてフラットシェーディングやトゥーンシェーディング,テクスチャマッピングなどを備える。
エンジン部やメモリインタフェースなどを約15万ゲートに収め,LSI機能ブロックの面積は約3.6平方ミリメートルと非常にコンパクト。消費電力は3D表示時に約35ミリワット,2D描画時に約20ミリワットに抑えている。
両社では,これらの処理をCPU能力が限られる携帯電話やPDA向けにハード化。携帯機器システムに組み込みやすいIPコアとして提供していく計画だ。
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