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NVIDIAが日本でも注目の「nForce2」を説明
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2002年7月18日 |
米NVIDIAは7月18日,都内のホテルにおいて先日米国で発表した同社統合型プラットフォームプロセッサファミリ「nForce2」の説明を行った。
同社日本支社長・東正次氏(左写真)らは,この新チップセットが業務用・一般ユーザー用PCのビジネス環境だけでなく,ゲームなどの環境をも一新すると自信を見せる。
今回の説明によれば,「nForce2」は「SPP」と「IGP」で構成される。DDR400メモリをサポートし,AGP 8Xグラフィックポートを備えるという。ほかにも,USB 2.0,IEEE 1394,UltraATA/133など多数のインタフェースも持つ。「SPP」は最新カードを任意に拡張できるよう(AGPやPCIにグラフィックカードを挿す)グラフィック機能は直接持たない。一方,「IGP」ではGeForce4MX相当だというグラフィック機能を備える。
こうした基本性能の紹介に加え,この日行われたデモでは,「nView」ソフト/ハードを使ったデュアルディスプレイ対応機能(IGP)が紹介され,2台のプロジェクターで異なる画面を表示。片方の画面で(家の)物件を表示させながら,もう片方で地図で検索をかけるという(しかも両方ともかなりグラフィカルなもの),2つの作業を効率よく進めるていたのだ。
また,未発売のゲームも動作画面を見ることができた。かなりハデなエフェクトが採用された3Dアクションシューティングだったが,かなりの描き込みがされているにも関わらず快適にプレイできていた様子。
同時に,NVIDIAのSoundStorm技術によるマルチチャネルオーディオ処理にも「nForce2」が対応していることを実感させるハイクオリティサラウンドも,このゲームデモで体験できたのだ。
各社の「nForce2」採用マザーボードも参考出展され,同チップセット搭載の製品が市場に出るのが遠くないことを感じさせた。
[SOFTBANK GAMES]
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