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映画「バイオハザード」8月31日に日本上陸
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2002年8月7日 |
8月7日(本日),映画「バイオハザード」のポール・アンダーソン監督と,主演ミラ・ジョヴォヴィッチの来日記者会見が行われた。
映画「バイオハザード」は,その名の通りカプコンの人気ゲーム「バイオハザード」シリーズに至るまでの“前日譚”を描いた作品で,舞台はラクーンシティ地下深くに隠され巨大研究所。突如暴走した警備システムのため,一時的に記憶喪失となったアリスと,原因を探りに来たS.T.A.R.Sの部隊は,バイオハザード――病原体,生物により引き起こされた危機的状況――が発せられ,今や巨大な棺桶となった研究所に潜入する……というストーリーが展開するアクション映画だ。
この映画の面白い点は“バイオ”シリーズに共通するアンデッド(ゾンビ)がなぜあの屋敷に現れたのか? T-ウィルスはどうやって研究所にもれだしたのか? という事柄がきちんと劇中で完結していること。ジョヴォヴィッチの美しいアクションと視覚効果も,“バイオ”の世界を一層際だたせている。
自身もバイオハザードの大ファンで,「5週間ぶっ続けでゲームの1,2,3をやっていたら自分がゾンビ状態になっていました(笑)」と語るポール・アンダーソン監督は,この映画を作ると決めたときに「日本に渡って“バイオハザードシリーズ”の三上氏と3日間話しこんでアイデアをもらった」という制作秘話を披露。またストーリーを独自にしたり,人物をゲームとは別のキャラクターで創り上げることで,「映画ファンにも,ゲームファンにも受け入れてもらえるように制作した」という。そのため,ゲームファンでも“次の”展開が読むことができない作りになっているぞ。
また映画のもう一つの特徴である,ジョヴォヴィッチによる多彩なアクションは,彼女が「保険会社から許可がでなかったという1ショット以外,すべてのアクションを自分でこなした」というほどものに。撮影終盤には「怪我がひどくてメイクで隠していた」というほど力が入った動きも,ぜひチェックしておこう。
公開は8月31日,全国松竹系にてロードショー予定。最新情報は,映画「バイオハザード」の公式HPにも掲載されているので,早速アクセスしてみよう。
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