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Production I.GのPS2&攻殻機動隊新作が続々!
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2002年8月10日 |
8月10日(本日),Production I.Gは「I.G WORLD TOUR 2002 in SUGINAMI」を東京・セシオン杉並にて開催した。
このイベントは,数々のアニメ作品やゲームで活躍する“Production I.G”の創立15周年を記念して行われたもの。今回の「同 in SUGINAMI」では“これからのProduction I.G”に焦点が当てられ,同社の新作などが続々と発表されたのだ。
まず1部では,今回映像が初公開となったソニー・ミュージックエンタテインメントから発売される予定のPS2用ソフト「SHOGO HAMADA OMR -Over the Monochrome Rainbow-」。Production I.Gがムービー部分を制作したゲーム最新作となる。
「SHOGO HAMADA OMR -Over the Monochrome Rainbow-」では,ミュージシャン・浜田省吾氏とともに,音楽と色彩を失った異空間を救うため,浜田氏の“音楽”を武器にして世界を救う物語が進行する。もちろんゲーム中には“ヒーロー”の役割を担った浜田氏がキャラクターとして登場するぞ。
会場で行われたトークショウには,同ソフトプロデューサーの福田裕彦氏,アニメ監督の黄瀬和哉氏が登場し,このイベントのために編集されたスペシャル予告編や原画を,惜しみなく観客に公開,制作秘話を披露してくれたのだ。
もともと浜田省吾ファンだった黄瀬氏は,この仕事の話が来たときに「本物に会える,ということだけで引き受けた(笑)」そう。特に浜田氏をキャラクターとしてゲーム中に登場させる際,一番苦労したのは「笑い顔」と「唇」で,「違和感なく口を大きくしたりするのが大変なんですよ。唇がタラコにならないよにとか,ファンに刺されたらどうしよう〜とか考えたりしました(笑)」と,相当に気を使ってアニメーションを制作したことを話してくれた。
こうした苦労もあってか,その出来は素晴らしい!の一言。会場に来ていた浜田省吾ファンからも,浜田氏の笑い顔が出てきた瞬間に「こういう表情,するする(笑)」という声が出てくるほどだ。ちなみにゲームの方も現在鋭意作成中で,「ファンのみならず,ゲーマーの人にとっても“こんなゲームやったことない!”と思わせるように制作中です。ゲーム中には,3D立体像の浜田さんも登場するので,ぜひお楽しみに!」(福田氏)とのこと。未体験の“ON THE ROAD”がPS2で体験できるときが,今から楽しみだね。
そして2部では,全世界が待っていた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」がお披露目! 「脚本が決まらなくて,スタッフ総出で山ごもりをしました」(松家氏),「現代の水戸黄門だと親に言っています(笑)」(監督・神山氏)というアニメの1,3話が特別に公開! DLP&大画面という最高の状態で上映されたのだ。内容は……残念ながらお聞かせできないが,上映終了後に客席から自然と拍手が沸き起こるほどの出来となっているぞ。放送は今秋,CSチャンネルで予定されているので,ぜひお楽しみに!
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