MSがDungeon Siegeなどをネットカフェにレンタル

2002年8月29日

　マイクロソフトは8月29日，インターネットカフェに対して9月2日からPC用ゲームソフトのレンタルプログラムを提供することを明らかにした。

　同社の通常のライセンスは，購入者がPC用ゲームソフトウェア（ネットカフェ・ゲーム用）を第三者へ貸し出すことや，第三者に有償で使用させることを許諾していない。しかし，昨今のインターネットカフェなどの施設の増加とユーザーの利用ニーズの高まりに応えて，レンタルプログラムの提供となったという。

　今回のプログラムは，ソフトウェアレンタル契約を締結したインターネットカフェ，および類似施設の事業者が登録した特定の店舗において，特定のPC用ゲームソフトウェアを第三者であるユーザーに有償で使用させることを許諾するもの。これによりユーザーはインターネットカフェなどの店舗内で特定の料金を払うことでマイクロソフトのPC用ゲームを使うことが可能となる。

　日本複合カフェ協会に加盟している店舗のうち，約74％に当たる253店舗と，そのほかのの主要なインターネットカフェ(13店舗)が，今回のソフトウェアレンタルプログラムへの参加を表明しているという。

　今回提供されるのは「Dungeon Siege」（写真）や，「Age of EmpiresII:Gold Edition」など。同社では，今後も提供製品を準じ増やしていく計画だ。詳細はMSの告知ページを参照のこと。

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