|
「ゲーム館から脱皮したい」ASOBITCITY波木井氏
|
|
2002年10月9日 |
10月9日(本日)に行われた「ASOBITCITY」プレス内見会で,同店店長の波木井氏の記者会見も行われた。
「ASOBITCITY」は8階建ての総合エンタテインメントショップで,総売場面積5000平方メートルのラオックス第2の規模を誇る店舗。
記者会見で語ってくれた波木井氏は,「ASOBITCITY」初代店長であるとともに,ラオックス ザ・コンピュータゲーム館(以下ゲーム館),ラオックス ホビー館とさまざまな新業態の店舗を企画・開店に携わってきた人物。同氏から,GAME館からASOBITCITYへの経緯について聴くことができた。
まず波木井氏は,今回「ラオックス ザ・コンピュータゲーム館」という名前をあえて捨てたことについて「ゲーム館という名前のままでは,今までの“秋葉原のユーザー”に合わせた商売をしてしまうと思ったし,ゲーム館からさらに脱皮したい,という想いもあった」と話す。
ゲーム館からさらに新しいお客を取り込むため,「ASOBITCITY」では随所に休憩スペースや自分から参加できる体験コーナーを用意し,家族連れにアピール。また明るい雰囲気を店内に漂わせることで「池袋や新宿といった街に対抗し,新しいお客にも来てもらえるように発信する」と意気込む。そして女性客の獲得にも積極的で,「3番街のボーイズラブコーナーなど,新しい売り場も設置した。全体の3割は女性客で獲得したい」という考えも明らかにした。
また「ASOBITCITY」ブランドで他地域に出店する計画はあるのか? という問いに対し,「ぜひそうしたいが……(笑)」と苦笑いしていた波木井氏。「まずは,この店舗の成功が大事。初年度100億円を達成して,いろいろな意味で“日本一”になりたい」と「ASOBITCITY」への熱意を語った。
[SOFTBANK GAMES]
|