バンダイ，CS部門が好調で中間業績を上方修正

2002年10月23日

　バンダイは，平成15年3月期中間期の連結純利益を，55億円から前年同期比で26％増の70億円へと上方修正した。

　前期は「機動戦士ガンダム」「.hackシリーズ」などの家庭用ゲームソフト部門が好調に推移。DVDソフトをはじめとする劇場作品のずれ込みにより売上高は当初予想より50億減と若干落ち込むものの，総利益率の向上により純利益は増加する見込みだ。

　通期については，個人消費や玩具市場全般の低迷を鑑み，連結売上高で2,350億円から2,300億円へと下方修正。しかしながら，純利益に関しては前期と同じく総利益率の向上などにより120億円から125億円へと上方修正している。

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