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PRESENT:北へ。〜Diamond Dust〜発表会詳細
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2002年11月1日 |
本日(11月1日),ハドソン東京支社で行われたPS2用「北へ。〜Diamond Dust〜」発表会。会場には,キャラクターデザイナーのNOCCHI氏による原画が飾られたほか,前作のDC版がプレイできるようになったり,関連グッズが飾られるなど,雰囲気バツグン。
ハドソンとレッドの役員のコメント(別記事参照)の後,原作&総合プロデューサーのレッド・エンタテインメント会長,広井王子氏を中心に,制作状況などが明らかにされた。
まずは,開発スタッフが壇上に。広井氏は,スタッフと2月・3月・6月と北海道で合宿を敢行したことを明らかに。ほかの登壇メンバーらとマイナス10度の中で,「続編ではなく,新作として制作することで“2”という名称にしなかった」ことや,合宿の中でキャラクターが少しずつ決まっていった思い出などを笑い話を交えながら報告した。
また前作同様,背景は実写写真を利用する。ガイドブックにも載っていない北海道の穴場の写真を現地スタッフ(ハドソン本社を北海道なのはご存知の通り)が撮影中だという。2万キロメートルにもなる車の移動で,300カットほどが既に夏に撮られているが,同じ場所をこれから冬場も撮影するというから,来年夏の発売時はここもチェック。
メインキャラクターデザインはNOCCHI氏は,5人の新キャラたちについて「ごく普通の女のコだけど,その中で魅力のあるキャラクターを作りたかった」とコメント。音楽の池毅氏も「幼いころ北海道に住んでいて,その雰囲気を音に描いている。10曲くらい制作予定で,現在3曲が完成している状況。あとは広井さんの詩待ちかな? 確か締め切りが10月だったような……(笑)」とし,広井氏が冷や汗を流す場面も。
続いて,キャストが発表された。広井氏によれば,「新しい人とともに(作品を)作っていきたかった」と,新人を中心に50人から選ばれたメインキャラ5名の声優陣を紹介。
茜木温子役・石原絵理子さんは「ゲームが初めてで緊張しているけれど,ワクワクしている」,原田明理役・渡辺明乃さんも「どのように明理を演じていくかいろいろ考えている」と話す。
白石果鈴役・高橋裕子さん「オーディション時の歌で失敗したので選ばれてびっくり。キャラクター作り上げるのに参加できるというので,こちらも楽しみです」とし,朝比奈京子役・能登麻美子さんは,「雪国の出身なので,雪の降る夜の空気感に包まれた少女がどんな夢を描いているかを演じられれば」とコメント。最後に北野スオミ役・天瀬まゆさんも,「インターネットなどで前作のファンが
いかに作品を愛しているか分かった。今回も愛される作品を作りたい」と嬉しい意気込みを聞かせてくれた。
広井氏によれば,今後シナリオやスタッフと相談しながらとし,年明けからもキャラクターごとの設定を煮詰めていく計画だ。
その広井氏は,「今作は(インタラクティブな)ゲーム的な面白さを追求し,キャラクターの内面的な触れ合いや生い立ちまで描いたエピソードを盛り込み,“キャラクターを等身大で描く”という難問に取り組んでいきたい」という。
ついに発表された「北へ。〜Diamond Dust〜」今から楽しみだねっ! なお,3月に詳細の発表会が予定されているほか,年末のコミックマーケットにもブースが用意されるという。また本日iモード「美少女☆くらぶ」もスタートしている(こちらも追って記事にするのでお楽しみに)。
今回,コミケで発売予定のテレカの本日発表会超レアバージョン(つまり関係者向けだけ!)をSOFTBANK GAMESの読者5名にもらったぞ。今すぐ,こちらの専用フォームから応募してね。締め切りは11月15日。
[SOFTBANK GAMES]
(C)1999,2003 HUDSON SOFT / RED イラスト:NOCCHI
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