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クライテリオンのグラフィックエンジンがVer.Up!
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2002年11月11日 |
クライテリオン・ソフトウエアは11月11日,リアルタイム3Dグラフィックエンジン「RenderWare Graphics」の最新バージョンを11月18日から出荷することを明らかにした。
リリースによれば,同エンジンはワールドワイドで80%以上のシェアを占める数多くの導入実績を持つという。今回の最新版「RenderWare Graphics 3.4」は,基盤となるテクノロジーの強化と,全プラットフォームにおけるパフォーマンス向上に重点を置き,ゲーム開発における“アーティスト”と“プログラマー”間のやりとりの効率化を図り,さらなる開発期間の短縮とコスト削減を実現するとしている。
エクスポート処理において,カスタマイズが可能なオープンエクスポートを新たに搭載た。アートワークをエクスポートするための各機能について,機能追加や処理の置き換えが可能となる。さらに新規ツールキットとして,階層アニメーションツールと非階層アニメーションに対応した標準アニメーションツールキットも提供される。キーフレームに対するパラメータ設定ができ,大量のキーフレーム化されたデータ処理を行うパフォーマンスが大幅に向上した。
さらに2Dアニメーションツールの大幅な高速化やリアルタイムビューワーのユーザーインタフェースの変更,メモリ使用の効率化など,さまざまな改良が実施される。
価格は330万円/ライセンス(旧価格300万円)となるが,SDK使用人数の制限がなくなるため実質値下げになる。なお年内出荷分に限り,キャンペーン価格300万円で販売される。
[SOFTBANK GAMES]
※写真は「RenderWare Graphics」を使用したグラフィック表現の例。
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