ソニックや北へ。もライセンシングアジアに登場!

2002年11月13日

　既報の通り，本日（11月13日）東京ビッグサイトにおいて，「ライセンシング アジア 2002」が開幕した。会場のゲーム系メーカーのブースを紹介する。

　やはり目立っていたのがセガ。ブース前に設置された大型モニタには，「バーチャロン」などのデモ画像が常に流され，コンテンツの多彩さを感じさせた。今回も「バーチャロン」の2メートル模型が設置され，その精密さに来場したビジネスマンたちが驚くシーンも。

　今回の同社のイチオシは，ずはり「ソニック」。GBAなどで低年齢層を中心に，さらに知名度がアップしたソニック君。セガブースには，マーチャンダイジング例として，ぬいぐるみや文房具などが多数並んでいて壮観。しかし，何より注目されたのは，モニタで流されていたソニックのアニメ映像。かつて米国ではアニメ化されたことがあるが，国内ではまだ。説明員らによれば「（ソニックアニメは）本格的な検討段階となった」というから楽しみにしていよう。

　セガでは，「バーチャファイター」や「スペースチャンネル5」，GCで人気を集めている「スーパーモンキーボール」なども展示。今年から新たに「Shinobi」もアピールしている。また，ドールやCDがビジネス例として出展されていた「サクラ大戦」についても，今後PS2でリリースされることで，新たなビジネスパートナーの獲得を狙っているようだ。

　セガといえば，グループ会社となったレッド・エンタテインメントも，“ビジネスフェア”に初参加。魅力的なキャラクターやコンテンツを多数抱えているレッドがこのイベントに出ることで，ライセンスビジネスが従来以上に重要視されていることを実感できる。

　同社ブースでは，PS2で大人気のフルブレイク・ガンアクション「GUNGRAVE」のTシャツなどを出展。キャラクターだけでなく，独自デザインで評価の高い銃などもライセンス対象として展開していきたいようだ。先日，新作が発表された「北へ。」もPRしており，キャラクターの魅力や人数などで幅広いビジネスを狙う。

　さらにXboxの「N.U.D.E.＠」の等身大フィギュアを展示。美少女ロボットをプレイヤーの音声入力により育ててるというコンセプトに，ブースを訪れた来場者も注目しているようだった。グッズやイメージガールなども考えられるなど，どんな展開をみせるか興味深い。

　なお毎年書いているのだが，一般ユーザーは入場できないので注意。

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