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7時間の耐久レース!?「素っ頓狂ゲームショウ」
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2002年11月18日 |
11月17日,新宿ロフトプラスワンにて,「素っ頓狂ゲームショウ2002」が開催された!
このイベントは,クリエイター集団「アウダス・プロジェクト」主催によるゲーマーイベント。「TGSに参加するために講座」や,ファミコン音楽のギター演奏など,序盤から濃〜い内容で集まったゲームファンを楽しませる。
特に盛り上がったのは,「チュウリップ」ディレクター・木村祥朗氏,「クーロンズゲート」の井上幸喜氏,「半熟英雄 VS 3D」プロデューサー兼ディレクターの時田貴司氏が登場したコーナー。当初は「チュウリップ」について語る……予定だったのが,ガンガンに運び込まれるビールの効果もあって,話題はいつしかゲーム業界の方へ……。
実はスクウェア時代の先輩・後輩関係だった時田氏と木村氏。ビジュアルを中心に押すスクウェア内にあって,異色とも言える「半熟英雄 対 3D」の存在は「ある意味オイシイ」と口を揃える。
その理由について「みんなが同じ方向に向かっている今のゲーム業界では,トンガっているゲームだと目立つんですよ」とは時田氏の談。「もちろん,それだけではダメですけどね(笑)。自分の作りたいモノを作らせてもらっているので,結果は期待して良いですよ」(時田氏)と話してくれたぞ。
また,ビクターインタラクティブソフトウェアの和田氏からは「最初のチュウリップは,チュウすると子どもがボンボンできるゲームだった(笑)」コトを披露。木村氏も,「ゲーム業界はインディーズと同じようなもの。いろいろな方向に広がって欲しい!」と熱い言葉を会場に投げかけていたのが印象的だった。
このほかにも,ウェーブマスターの杉山圭一が,「パワーグローブ」などのコントローラを改造して作った自作の楽器を披露したり,書けない話題が暴露されたり(笑)と,開発中の「PRIDE」が見られたりとゲームファンにとって嬉しい内容となった「素っ頓狂ゲームショウ2002」。15時から22時までの7時間話し抜いた多くの出演者たちが,この後夜の歌舞伎町に消えたことは言うまでもありません……。
[SOFTBANK GAMES]
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