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Mobile:次世代ゲーム機を高性能にする新技術
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2002年12月17日 |
米半導体ベンチャーのMoSysは12月16日,SoC(システムオンチップ)向け高集積メモリアーキテクチャ“1T-SRAM”の新技術「1T-SRAM-Q」を発表。同社副社長兼IP部門本部長のMark-Eric Jones氏が来日し,新技術の説明を行った。
同社の開発した“1T-SRAM”は,任天堂の「ゲームキューブ」に採用されて話題となった高性能メモリアーキテクチャ。“SRAM”と名乗っているが,実際にはメモリセルなどがDRAMと同様の構造を採用しているいわゆる「擬似SRAM」だ。
1T-SRAMの特徴は,リフレッシュ(再書き込み)動作などDRAMの面倒な部分をユーザーから見えなくし,使いやすく高速なSRAMインタフェースを提供する点。SRAMは通常6個のトランジスタから構成されるが,DRAMは1個のトランジスタで済むため,集積度を上げやすく大容量化に向いている。つまり,“DRAM並みの大容量”と“SRAM並みの高速アクセス”を両立したのが,1T-SRAMというわけだ。
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