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タカラとエイベックスが「BRATZ」共同展開!
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2003年1月20日 |
タカラとエイベックス・グループは1月20日(本日),米国発のファッションドール「BRATZ」を共同展開することを発表した。
「BRATZ」は,米国MGA ENTERTAINMNETが販売するファッションドール。従来のドール人形とは違い,大きめの頭と魅力的な唇,インパクトのあるメイク,最先端の流行を意識したBLACK系ファッション……など,現在の女性たちの憧れに近いスタイルを持つのが特徴だ。
現在,米国では1カ月で200万体の売上げを誇っており,注目度・販売数伸び率とともに「バービー」を超えてナンバーワン。ドールのほかにもファッション小物,タトゥシール,文房具,ゲームなどのライセンス商品も展開されているという。また販売地域も南米,欧州,オーストラリアと順次拡大中。
本日行われた発表会では,まずタカラ代表取締役の佐藤慶太社長が「タカラとエイベックスは共同で“BRATZ”に投資し,一緒にターンを得よう,という考えで展開していきます」と挨拶。「来年の夏には“BRATZ”旋風を巻き起こしたい」と意気込む「BRATZ共同プロジェクト」について明らかにした。
具体的には,まずエイベックスが同プロジェクトの「BRATZ」自身のブランディングを担当。「BRATZ」のメンバーである5人の女の子をアーティストとして所属させ,TV番組,CMタイアップ,音楽活動など通し「“実在するアーティストになれる”コンテンツ」(エイベックス会長・依田巽氏)として認知度向上を図る。
またタカラは,3月から「BRATZ」の人形を“シンボル”として発売。順次携帯電話周辺グッズやコスメ,雑貨にも「BRATZ」ブランドを拡大し,9月にはラインストーンを散りばめたCDラジカセ・デジタルカメラなども展開,“BRATZなライフスタイル”をハイティーンの女性たちに提案していく計画だ。
エイベックスの会長・依田巽氏も「“間違いなく若い女性に反響を呼ぶ”と確信した」と話す新ブランド「BRATZ」。タカラとエイベックスでは,シリーズ総計で初年度30億円の売上げを見込んでいる。
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