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IT:米ソニー,グリッドの利用でButterflyと提携
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2003年2月28日 |
来年には,ネットゲームを楽しむ人たちが,あたかも有名大学の研究者らが学術研究のためにやっているように,巨大なコンピュータグリッドの上でゲームをするようになる――。
少なくとも米ソニーは,そうなると期待している。プレイステーション2のメーカーである同社は,2月27日(米国時間),IBMのデータセンター内で運用されるグリッドを使う目的で,Butterfly.netとの提携を発表する見通し。両社は契約条件を明らかにしていない。
Butterflyは米ウェストバージニア州マーティンズバーグの未公開ハイテク企業。同社はIBMと組んで,数百万人のゲームプレイヤーが同時に格闘したり,同一の世界を探索できる「グリッド」を構築した。CEO(最高経営責任者)のDavid Levine氏によると,同社は,多くの異なるゲーム開発企業がButterflyを利用できるようにするソフトを開発。これによって開発企業は,コンピュータシステムの種類を気にせずにゲームを設計できるようになるという。
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[SOFTBANK GAMES]
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