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「世界を見据えた」鬼武者3制作発表会開催！
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2003年3月10日 |
既報の通り，カプコンは本日（3月10日）プレイステーション2用「鬼武者3」の制作発表会を開催した。
「やっと発表できますよ〜」とステージに登場したカプコン・プロデューサーの稲船氏は，早速，注目の主役を演じる俳優について発表！ 今回の主演に金城武氏（明智左馬介役）と映画などで世界的に活躍する俳優ジャン・レノ氏（ジャック・ブラン役）を起用したことを明らかにしたぞ。
舞台となるのは，1582年，「鬼武者」の時代・天正10年の本能寺と，2004年・近い現代のフランス。信長との決戦の時を迎えようとしている左馬介と，突然の幻魔襲来に巻き込まれるジャック・ブラン，2人の男たちの物語が展開することになる。
「なぜパリ？」という問いに対して稲船氏は，「みんなが想像しないモノを作ろう！とフラグシップの杉村さんと相談した結果，パリを出すことに決めました。ここで左馬介がどう絡んでくるのかは後のお楽しみです」とコメント。当のジャン・レノ氏からも，「私の姿形をした主人公が，プレイヤーの意志でゲームを進行させていく，そんな申し入れに最初は困惑しました。しかし今は，新しいクリエイティブなエンターテイメント＝ゲームの中で，新しい私が生き続けることは素晴らしいことだと思っています」とメッセージが贈られていた。
そして毎回注目される「鬼武者」のCGムービーは，ロボットの倉澤幹貴氏に加えて「絶対にお願いしたかった」（稲船氏）という映画監督の山崎貴氏を起用！ 特にオープニングムービーは「現在のCG制作の最先端，ミニチュアを作ったりして本格的に撮影しています。5分ぐらいの短編映画を作る意気込み」（山崎氏）で制作されているという。
また同ムービーでは“アクション”にも注力！ 「Blade 2」や「英雄 Hero」（2003年春公開予定）でアクションを監督，自身もアクションスタートして有名なドニー・イェン氏も監督・アクション俳優として迎え，“6人同時キャプチャ”“人馬一体でのキャプチャ”に続く，新しい挑戦が試みられているというぞ。
アクションの撮影は「キャプチャのためだけにスタジオを作りました。カメラも24台使って……」（稲船氏）というほど大規模なものになったという。山崎氏からは「撮影現場を見に行きましたけど……（キャプチャースタジオの）規模だけならロード・オブ・ザ・リングをちょっとだけ超えてますね（笑）」なんて言葉も飛び出していたぞ。出来上がりが楽しみ。
注目の「鬼武者3」発売日は「2004年3月です」（稲船氏）。こうして発表会は終了した……と思いきや，ここでもう一つの新作発表が！
もう一つの新作は，4人までOKなマルチ対戦アクションのPS2「鬼武者 無頼伝」。「鬼武者」「鬼武者2」に登場したキャラクターを使って，自由な対戦アクションを楽しむことができるソフトだ。こちらの発売は2003年11月を予定している。
このあと，香港，L.A.，パリでも発表会を控えている「鬼武者3」。最後に稲船氏は，「世界を見据えたゲームづくりをしたい，とずっと心の中で思っていた。ぜひ皆さんには見守って頂きたい」と挨拶し，発表会を締めた。
SOFTBANK GAMESでは，発表されたばかりの「鬼武者3」スクリーンショット集とムービーを早速公開中！ 早速アクセスしよう！
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