|
マイ生バンドでカラオケを!「Lavca」発表
|
|
2003年3月10日 |
タイトーは3月10日(本日),業務用カラオケ機「Lavca」の記者発表会を開催した。
この「Lavca」は,米マサチューセッツ工科大学教授,バリー・バーコー氏が開発した,新しいサウンドシステム“エクステンディット・Cサウンド”を採用した業務用カラオケ。
「Lavka」と従来のカラオケ機と違う点は,なんと言っても“音”がいいこと。サックスや尺八,ギターやトランペット……などなど,楽器の“生音”を忠実に再現。コーラスも“生声”で楽しむことができる。
また“4チャンネルシステム”を搭載し,より臨場感溢れるカラオケ空間を演出することも可能。右にギター,左にベース,そしてドラムが後ろから……とあたかもステージで歌っているかのような気分を味わえるぞ。
さらにもう一つ,「Lavca」には「マイ・ウェイ」機能が搭載されている!
この機能は,リズムやキーを“自分”だけに合わせてくれる,カラオケファンにとって嬉しい機能。感情を込めて歌いたい場所をゆっくり歌うと,曲が自然に自分のペースに合わせてくれるのだ。
キーも自分のキー番号を入力するだけで自動的に音階が調節される。今まではキーを上げたり下げたりして音域を合わせていたけど,これからは自分の音域であるキー番号を入れれば,勝手に曲の方が自分に合わせてくれるぞ。
会場では,石原裕二郎……ならぬ石浜裕二郎氏が登場し,この機能を熱唱で実演! ゆっくり歌っても早く歌っても,音が歌い手についてきてくれる感覚を確認することができた。もちろん石浜氏はご満悦。「まるでビックバンドを率いて歌っているようです」とその心地よさを語ってくれた。
タイトーでは,この「Lavca」を4月から導入開始。初回配信曲3万5000曲,毎月200曲のペースで追加していく。今後も「アジアを含め,海外にも売り込んでいく」(タイトー・取締役AV事業本部長の今野氏)予定で,初年度出荷台数は2万台を目標としている。
[SOFTBANK GAMES]
|