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アニメ「マトリックス」完成! DVD発売は6月3日!
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2003年3月14日 |
ワーナー・ホーム・ビデオは,「ANIMATRIX」(アニマトリックス)のDVD&ビデオ発売を記念して,都内某所で記者会見を行った。
「ANIMATRIX」は,驚異のVFX(視覚効果)による,かつてない映像表現が話題となった近未来アクション映画「マトリックス」のバックボーンなどが分かるエピソードをアニメ化したもので,全9つからなるオムニバスエピソードで構成されるワールドプロジェクト。製作/脚本はジャパニメーションの大ファンであるラリー&アンディー・ウォシャウスキー兄弟が指揮をとる。
「マトリックス」を手掛けたウォシャウスキー兄弟を筆頭にし,日本人を中心とした世界のトップクリエイターとのコラボレーションによる作品となるようだ。そのプロジェクトメンバーには,日本アニメ界をはじめ,CG業界のトップクリエイターなどが集結している。
その中には,CGアニメーション「バーチャファイター」や「シェンムー」などを手掛けたた竹内宏彰氏や,映画「FAINAL FANTASY」を世に贈りだしたスクウェアUSAのスタッフの作品もあるのだ。
会場では,ワーナー・ホーム・ビデオが「6月に『マトリックス リローテッド』,11月には『マトリックス レボリューションズ』が公開される」ことを報告し,あわせてDVD&ビデオ「ANIMATRIXを6月3日に全世界同時リリースすることを発表。「ANIMATRIX」全9話を5月24日から,ヴァージン・シネマズ六本木ヒルズにて,期間限定特別ロードショーすることをも明らかにした。それもあわせて,鈴木氏は「今年のワーナーブラザーズ,およびワーナー・ビデオは“マトリクっクス イヤー”という位置付けで『マトリックス』を展開する」という。
当日会場内では,映画「アビス」「トータルリコール」などのスペシャルエフェクトなどを担当したマイケル・アリスプロデューサーも来場。「本作はさまざまなアーティストが関わっており,それによっていろいろなスタイルが生み出されていることが魅力」(アリスプロデューサー)。
きっかけは「ジャパニメーションの大ファンであるウォシャウスキー兄弟が,日本のいろんなアニメのクリエイターが『マトリクス』という題材で,どういうものを創っていくかに興味があり,そこから生みだされた作品を映画館で楽しみたい」という想いもあるのだと語り,急遽「アニマトリックス」のエピソード1,2をマスコミに公開。その迫力ある短編アニメ映像に会場は圧倒されたのだった。
その後,「アニマトリックス」を手掛ける日本クリエイター5名が登壇。全9編からなる「アニマトリックス」のうち,エピソード2〜3「セカンド・ルネッサンス・パート1&パート2」の監督,前田真宏氏(代表作:「FF:U〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜」ほか),エピソード4「キッズ・ストーリー」の監督,渡辺信一郎氏(代表作:「カウボーイビバップ 天国の扉」ほか),エピソード5「プログラム」の監督,川尻義昭氏(代表作:VAMPIRE HUNTERD)。そしてエピソード6「ワールドレコード」の監督,小池健氏(代表作:「PARTY7」ほか),エピソード7「ビヨンド」の監督,森本晃司氏(代表作:「AKIRA」ほか)なる豪華な面々がそろい,それぞれの想いや見所をアツク語ってくれた。
2003年の「イヤー・オブ・ザ・マトリックス」,その興奮を劇場で,そしてDVDで体感せよ!
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