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中氏も絶賛!「B-CLUB」で“NiGHTS”が復活!
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2003年3月21日 |
本日(3月21日)から,秋葉原ASOBITCITY6階にてサターンやメガドライブの名作群をブロードバンドで配信する「B-CLUB体験イベント」が開催中だ。
同イベントで体験できるのは,既に配信されている「パンツァードラグーン ツヴァイ」「ダイナマイト刑事」のほか,「シャイニングフォースIII」「花組対戦コラムス」など,B-CLUBで配信中,または配信予定のタイトル。
本日のラインナップ中,なにげに目玉だったのがメガCDのソフト群。「シャイニングフォースCD」「ソニック・ザ・ヘッジホッグCD」「夢見館の物語」など,メガCDの名作がズラリと並ぶラインナップに,ファンなら思わず“ウォ〜!”と(心の中で)叫んでしまいそう? ほかにもサン電子がリメイク&アレンジを手がけた,あの名作「スーパーファンタジーゾーン」も出展されており,個人的には,オパオパが水を得た魚(!?)のようにPCで元気に動き回る姿に感涙……(笑)。
そして今日イチオシのタイトルはやはり「NiGHTS」だろう。「NiGHTS」は96年にサターンに登場した当時のキラータイトルで,あのソニックチームが開発を担当。疑似3Dで描かれた空中を駆け抜けるというゲーム内容と美しいグラフィックが,当時のユーザーに支持された。
いまだに移植希望を望む声が多く,ドリマガ誌上でも常に移植希望ランキングでは上位にランクイン。そんな「NiGHTS」が,じつに美しい画面でPC上で見事に復活している!
視察のため,会場を訪れたソニックチームの中裕司氏は,一言「技術の進歩はすごいですねぇ……」と驚きの声で画面を見つめる。「当時『NiGHTS』は『プレイステーションに負けてたまるかっ!』ってサターンの性能をフルに使い切ってやろうという意気込みで開発した,特に思い出深いタイトルなんです。そんな『NiGHTS』がこうしてPC上で甦ってしまうというのは,驚きでもあり,うれしくもありますね」と感慨深く話してくれた。
ちなみに,セガサターンタイトルは「2CPU,DSP,サウンド……と,プロセッサだけで5つのってるので,簡単にはエミュレーションできない」(中氏)とのこと。「僕でさえそう思っていましたし,社内でもみんながビビッてますよ(笑)」。
中氏にとって「NiGHTS」は,「僕がメインプログラムを担当し,そして“朝から晩までこの作品にかかりっきり”だった最後の作品。言葉を使わずに,いかに感動を伝えられるか,ということにも注力したので,とても思い入れは深い」とのこと。最後に,「ぜひ,この場に来てやってみてください!」とメッセージを贈ってくれたぞ。明日まで体験会は開催されているので,ぜひみんなで遊びに行こう!
このほかにも,中氏からは「ソニックアドベンチャーDXにゲームギアのソニックをすべて入れてますよ。本当は“メガコレ2”にしたかったぐらい」「E3のほかにも,4月中旬ぐらいに新作の発表を予定しています。6月からビックリするぐらい出ますよ」と,気になる言葉も。ソニックイヤーだけでなく,これから大忙しとなる中氏の活躍に,ぜひ期待したいね!
■体験会で遊べる参考出展タイトル ・慶応遊撃隊 ・アドバンスト大戦略 ドイツ電撃作戦 ・シャイニングフォースCD ・ゲイングランド ・夢見館の物語 ・ダイナマイトヘッディー ・ソニック・ザ・ヘッジホッグCD ・スーパーファンタジーゾーン ・タントアール
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