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花組イベント・サクラ祭りは内容充実で大満足・バレ
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2003年3月21日 |
3月21日,銀座博品館劇場において「サクラ大戦 〜熱き血潮〜」(PS2)の発売を記念したファン感謝イベントが開幕した。3月27日まで。
この「サクラ祭り」は,恒例の“歌謡ショウ”などと違い,約350席という小ぶりな会場で帝国華激団・花組の面々がファンと交流を深められるものとなっている。
会場には先日受賞したゴールドディスク大賞のトロフィーも(特別に広井王子氏に持っていただきました)。今回は前日に行われたゲネプロ(最終通し稽古)の様子を紹介。
まずは歌のコーナーからスタート。「戦闘服がちょっと恥ずかしい」といいながらも“ゲキテイ”を披露してくれた後,「さくら」「東京的休日」「エチュード」といった,「サクラ」最初期(最初のアルバムに収録されているものばかり)のそれぞれの持ち曲をそれぞれが披露。
マリア(高乃麗さん)は渋いイスでグラスを傾け「オンリーマン」を熱唱(サビが素晴らしいんだ。コレが)。あやめさん(折笠愛さん)のセクシーなコスチューム&ダンスで「夜のサンバ」は素晴らしいのひと言。あやめ&かえでの1人で姉妹会話シーン(折笠さんは2役なのだ)も生で見られて大爆笑!
歌といえば,デュエット曲「愛はダイヤ」「愛ゆえに」の両曲を歌うメンバーを,会場の人にクジ引きで決めてもらうというユニークな催しが凄かった。ちなみにこの回では「愛はダイヤ」のすみれパートをさくら(横山智佐さん)が,カンナパートを織姫(岡本麻弥さん)がそれぞれ担当することに。引退したすみれの曲を,彼女の直の後継者ともいえる2人が歌うのにちょっと感慨深いものも。最後の“ニャっ!”も岡本さん,バッチリにやってくれました。
一方「愛はダイヤ」は本来マリアのパートをレニ(伊倉一恵さん)が,さくらのパートをアイリス(西原久美子さん)が……という黄金コンビで。しっかり大人っぽく,しっとりと歌いこんでくれました。なお,この組み合わせは“やらせ”でも何でもなくて,メンバー全員が両曲の両パートが歌えるように練習を重ね,お客さんがどのコンビをくじでひいても対応できるようにしたとか。広井王子氏に聴いたところこの練習が一番大変だったという。すごい……。公演中さまざまなコンビでこの名曲が聴けることになるはずだ。
さて,歌以外は元星組コンビのトークショーも。「サクラ5」の話題も! 「スター改」が舞台となるN.Y.にあるとかないとか……。わったしたちも「5」に出たいでぇ〜す!(←これでいいスか? “太字で書いてね”とコメントしてた岡本さん)とのこと。あ,レ二君「10年分くらい喋った」というほどおしゃべりしてました。
事前に「どーなるの?」とファンの間で話題となった“大喜利”(ようは笑○だあね)は,なかなか楽しい。あやめさんの出題に面白おかしく答えていく花組み。予想通り(笑)座布団運びは山田……じゃない,大神一郎隊長(陶山章央氏)だ! 歌○師匠みたいに個人的なツッコミでやり取りする紅蘭と織姫。優等生的・かつユニークなレニはあっという間に座布団が積みあがり,あやめさんに“座布団全部取れ!”といわれた織姫はずっと直座りでした(笑)。
その後は2チームに分かれての「サクラ」の曲のイントロ大会,店頭用POPなどレアグッズがもらえたカンナ(田中真弓さん)とのジャンケン大会など,内容充実。ファンにとっても嬉しいイベントとなるはずだ。何より花組自身が心から楽しんでいるように見えた。
最後には「花咲く乙女」や隊長や親方(中嶋聡彦氏)も交えた「ゲキテイ!」も聴くことができた。“歌謡ショウ”もいいけれど,こうしたファンが花組を身近に感じられるイベントもまた楽しい。一部公演に若干チケットがあるというから今から問い合わせて,目の前にいる花組に会いに行きませんか?
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