欧米中心に増加でPS2生産出荷台数2252万台

2003年4月25日

　ソニーは同社サイト上などで2002年度の連結決算を発表した。

　リリースによれば，ゲーム分野の2002年度の売上高は9,550億円（前年度比4，9％減少），営業利益は1,127億円（同・35，9％増加）を記録している。

　同社ではPS2の販売価格を各地で引き下げたことで，ハードウェアは日本で減収だったが販売台数は欧米を中心に増加したと報告。結果，ワールドワイドでPS2の生産出荷台数が2252万台と前年度より445万台も増となった。一方でPSoneは前年度比62万減の678万台の出荷を記録している。

　またソフトウェアの生産出荷本数は，PS2用が前年度比6810万本増となる1億8990万本，PS用が3000万本減の6100万本となった（ワールドワイド）。

　ソニーでは（2003年度見通しとして），「世界経済の悪化懸念もあり，PS2本体の生産出荷台数を2000万台と慎重に見ている。またPSoneの減少する」とし，減収を見込んでいる。ただしソフトウェアの好調は継続すると見ているようだ。

[SOFTBANK GAMES]