セガ内覧会に多人数で楽しめるACゲーム集結!

2003年5月13日

　セガは5月13日，都内で業務用ゲーム機の新製品プライベートショーを開催した。メダルゲームやカードを使ったゲームなど大型筐体が集結。セガが多人数で同時プレイができるものに注力していることを痛感できる内覧会となった。

　会場に設置された巨大なスクリーンでは，あのカードサッカーゲーム「World Club Champion Football SERIE A 2002-2003」が発表された（映像出展のみで実機は出展されず）。

　セリアAの最新データになり新選手も登場！　中村俊輔選手（レッジーナ）やリヴァウド選手（ACミラン）のカードも！　ほかにもレアカードも登場してくるという。チーム編成の幅が大きく広がるぞ。

　また，このスクリーン上では，PS2やGCで発売される野球ゲーム「激闘プロ野球」が，新CGボードトライフォースに対応してAC版で登場することも明らかに。

　この「激闘プロ野球（仮） 水島新司オールスターズ 」は，ドカベンやあぶさんなどの水島漫画のキャラが2003年度データの日本プロ野球選手とともに夢の競演を果たす注目作。殿馬の秘打が実在のプロ野球に通用するのか？　興味はつきない。AC版ではICカードに対応。自分のオリジナル選手の保存だけでなく，アレンジしたチームを保存することもできるのだ。今秋ゲームセンターでもプレイボール！

　さて，こうした映像出展以外に，会場で実際に体験することができたのは以下の機器群。

　ヒットメーカー開発のボードゲーム「アヴァロンの鍵」が，2月のAOU2003に続いて大人気。最大4人で同時対戦・途中乱入ができるとあって，AM施設関係者やマスコミなどの関係者が次々と体験していた。

　本物のカードを使って対戦できる“すごろく感覚で楽しめる多人数ボードゲーム”（リリース）だ。カードゲームの集める楽しさも同時に体験できるのがウリ。カードを組み合わせ，30枚1組のデッキして，カードリーダで一括読み込みして，ほこらを巡るための冒険に出よう！

　ほこらに入るには“アヴァロンの鍵”をほかのプレイヤーから奪う必要がある。みんなでワイワイ盛り上がるぞ。プレイにはスタータパック（ICカード＆ゲームカード30枚）を購入する必要がある。この日は追加用のカード販売機も出展されていた。今夏稼動予定。

　メダルゲームの「ドラゴントレジャー」は，RPGとプッシャーが融合した筐体が特徴。ドラゴンの装飾が派手だ。開発はオーバーワークス。

　プレイヤーは投入口から画面に登場するターゲットを狙ってメダルを投入する。ターゲットにメダルが当たると画面上で抽選が行われ，その出た数分だけ画面上のキャラを前に進ませることができるのだ。モンスターが登場すると戦闘になる。このときも攻撃はメダルを投入することになる。メダルの動きが冒険の行方を決める。

　ICカードで途中のゲーム進行を保存できるのもRPG要素が高くてポイント。

　結構ハマってしまったのが，同じメダルゲームの「お祈り大明神 祭」。

　メダル投入口からチャッカーを狙ってメダルを投入して，上手くチャッカーを通貨すると画面上で通貨すると抽選スロットが回転。その抽選結果次第で最大2000枚超が払い出される仕組みだ。

　リーチがかかったらスズヒモを振ることで当選確率が変化する。何か「たくさん当たりますように」と祈っているようで楽しい。

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