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IT:CELLプロセッサは次世代PSに間に合うのか
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2003年5月18日 |
コンシューマーゲーム機3台の新モデルはこの10年のうちには登場する見通しだが,今年のElectronic Entertainment Expo(E3)では,各社の次世代ゲーム機に関する詳細情報はなかなか出てこない。
ソニーは次世代プレイステーションについてだれもが知っていると考えていた情報さえも撤回し始めている。日本の幹部は最近,ソニーとIBM,東芝が開発を進めている最先端の「CELL」プロセッサは,次世代PSには間に合わない可能性があり,価格も高すぎるかもしれないと示唆する発言を口にしている。
SCEAの平井一夫社長はこの点を明確化することは避け,「当社はCELLに取り組んでおり,この技術に大規模な投資を行っている。しかしこのチップが最終的にどこに落ち着くかは,現段階では何とも言えない」と語った。
ソニーが次世代ゲーム機に取り組んでいるのは確かだが,自分の優先課題はPS2の勢いを保つことにあると平井氏は話す。
[SOFTBANK GAMES]
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