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CESA総会.今後も海賊版問題などに取り組む
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2003年5月22日 |
コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会(CESA)は5月22日,平成15年度通常総会を開催した(写真はいずれもその後に行われた懇親会のもの)。
同総会では,理事2名辞任に伴い,新たに北上一三氏(コナミ)と和田洋一氏(スクウェア・エニックス)を理事として選任・承認したほか,平成14年度の事業報告案が報告された。
CESAでは平成14年,定例のCESAゲーム白書の発行,東京ゲームショウの開催,GAME AWARDSの認定など以外にも積極的な活動をしてきたという。
特に倫理委員会にとって平成14年度は,“エポックメーキングな年”(議案書より)になったとしている。レーティング制度のスタートに向けての準備を進め,6月には新しい任意団体「コンピュータエンターテインメントトレーティング機構」(CERO)を発足。新制度をスタートしている。
さらに知的財産委員会関係では,海賊版問題が最大のテーマだったと報告。12月の官民協力による中国遠征に関しても,辻本憲三会長が副団長として参加している。
その後に行われた平成15年度事業計画でも,CEROとの協力によりレーティング制度の早期定着化を目指すことや,ACCSと海賊版問題解決に当たること,さらに流通問題や中古問題についても取り組んでいくと発表されている。
その後に行われた懇親会において壇上に立った辻本会長は,一連の活動内容について概要を再度報告した後,エンターテイメント業界のさらなる発展のため海賊版問題などの解決に今年度も積極的に取り組んでいくと挨拶を行った。
[SOFTBANK GAMES]
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