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スクウェア・エニックス,業績・販売本数を発表
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2003年5月22日 |
スクウェア・エニックスは本日(5月22日),旧エニックス,旧スクウェアの2003年度3月期の業績および次期見通しを発表,04年度に105億円の純利益を見込んでいることを明らかにした。
旧スクウェアの売上高は前期比9.9%増の402億8,600万円,当期純損益は昨年の赤字から一転,140億7,400万円の最高益を達成。特に好調だったのは「FF X-2」をはじめとした本業のゲーム事業で,総出荷本数は前年度比255万本増の1047万本となり,業績に貢献した。主要タイトルの販売本数は下記を参照のこと。
国内内訳 ・ファイナルファンタジーXI(PS2,PC)…34万本 ・ファイナルファンタジー X-2(PS2)…195万本 ・ファイナルファンタジーI・II(PS)…6万本 ・ファイナルファンタジーII(PS)…20万本 ・ファイナルファンタジーI(PS)…19万本 ・ファイナルファンタジータクティクス アドバンス(GBA) …38万本 ・キングダムハーツ-FINAL MIX(PS2)-…41万本 ・アンリミテッド:サガ(PS2)…56万本 ・日米間プロ野球 FINAL LEAGUE(PS2)…10万本
海外内訳(北米・PAL地域) ・Kingdom Hearts(PS2)…204万本 ・Final Fantasy X(PS2)…117万本
一方,旧エニックスの'03年3月期の業績は,売上げで前期比11.9%減の218億7,700万円,当期純利益で同43.4%減の18億5,600万円の減収減益。おもにPS2「スターオーシャン Till the End of Time」の伸び悩みがCS部門,そしてガイドブックなどを取り扱う出版部門に響く結果となった。
スクウェア・エニックスでは今後,ゲーム事業のほか,オンラインゲーム,モバイル,マーチャンダイジングなど旧両社の保有資産を最大限に活用し,展開を図る計画。来期の見通しとして,売上高626億円,経常利益183億円,当期純利益105億円を見込んでいる。
[SOFTBANK GAMES]
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