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アトラス,家庭用ソフト不振で大幅減益
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2003年5月23日 |
アトラスは本日(5月23日),2003年度通期業績を発表,最終的な連結当期純利益で前期比46.6%減の2,560万円と大幅減益となることを明らかにした。
最終的な業績は,売上高で前期比8.7%減の162億9,000万円,経常利益で同55.5%減の4億9,600万円。特に不振だったのはCS部門で,PS2「真・女神転生III−NOCTURNE」ほか,GBA「真・女神転生デビルチルドレン光の書・闇の書」など人気シリーズの続編を発売するも計画には及ばず,同部門の営業損失は2億2,000万円と苦戦した。
また,現在開発中のゲームを含む棚卸資産を見直し,評価損や廃棄損を償却。固定資産売却損,投資事業組合投資損失などを含めて,あわせて6億5,100万円の特別損失を計上したことも影響した。
アトラスでは3月27日の発表通り,6月から現タカラ代表取締役副社長の奥出信行氏を代表取締役社長に迎え,タカラとのCS部門統合,玩具との協業を模索していきたい考えだ。
[SOFTBANK GAMES]
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