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オークションでの海賊版販売が増加―ACCS報告
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2003年6月13日 |
コンピュータ著作権協会(ACCS)は本日(6月13日),定例の「平成15年第一回通常総会」を開催,専務理事の久保田氏が前年度の活動などを報告した。
前年度,ACCS会員に関連し,刑事事件に発展したのは全部で19件。なかでも増加しているのがインターネットオークションを悪用した海賊版販売だ。多くはヤフーオークションを悪用しており,現在Yahoo!と共にユーザーへの警告文を掲載するなど,対策を講じている。現在も6件が刑事事件として捜査中だという。
またもう一つの問題として,犯罪の低年齢化が進んでいるのも今年の特徴としてあげられた。これを重く見たACCSでは,今年度,情報モラル・著作権プロジェクトを教育委員会と協力して推進,教員を対象にしたセミナーをこれまで以上に大規模に行っていく,とした。
このほかにも,ACCS会員企業が開発・提供するデジタル情報保護技術を利用した商品に,DITPマークも作成・提供する。現在,このマークは,アールワンズ,イーストラテジー,イーディーコントライブ,パステルが保有する技術を利用した商品・Webサイトに表示されることが決まっている。
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