|
サイレントヒル3・プロデューサーに聴く「こだわり」
|
|
2003年7月3日 |
コナミから本日(7月3日),プレイステーション2用「サイレントヒル3」が発売された!
「サイレントヒル3」は,ほんのわずかな視界や灯りを頼りに歩くホラーアドベンチャー。ショッピングに出かけた少女・ヘザーは,父との他愛もない電話を街でかけていた。そして電話を終えたあと,周囲の幸福なざわめきは沈黙に変わり,夜よりも濃厚な漆黒に包まれていること気づく。聞こえてくるのは異形の生物が立てる足音だけだった――というストーリーだ。
本日,渋谷TSUTAYA前では,発売を記念してWebサイト「サイレントヒル3」を告知するため特製かりんとうを配布! 「これ何?」「え,かりんとう?」と不思議な興味を誘い,駅前でかなりの反響を呼んでいたのが印象的だ。 店頭で流されていたデモも,「怖〜い」とかなりの評判を呼んでいたよう(笑)。
ちなみに,会場のTSUTAYA前には「サイレントヒル3」制作スタッフ約11名が姿をみせ,発売日の状況を見守っていた。SOFTBANK GAMESでは,姿を見せていたスタッフのうち,「サイレントヒル3」の山岡氏に,発売されたばかりのソフトについて話を聴いてみた。
・「サイレントヒル3」でこだわった点は? 「サイレントヒル3」で特にこだわった点は,やはり“映像”です。デモシーンもCGを使わず,すべてリアルタイムで処理するレンダリングで演出しています。あとは表情のシワでできる影や,顔に落ちる物体の影など,PS2のスペックをギリギリまで使ってますよ。
・目の表情も印象的ですが,ここにもこだわりが? 話をするときにじっと目を見つめる人,そらしてしまう人,よく動く人など,目の動きで性格はかなり表現できるんですね。ゲームでもそのような演技をかなり入れていますので,ぜひ見てみてください。
・ちなみに映画や芸術などから影響を受けてたりしていますか? 受けていますよ〜。スタッフみんなスティーブン・キングやデヴィット・リンチの映画が大好きですね。クリーチャーとかもかなり影響を受けています。デザイナーだと,ヤン・シュワン・クマイエルとか,サルバドール・ダリの世界が好きな人も……。
・最後に,ファンにメッセージをください! 「サイレントヒル3」は今までとはちょっと違う,別格なゲームいう感じで制作しています。だから今まで遊んできた人はもちろん,1,2を遊んでいない人も十分楽しめるソフトなんです。“怖いモノ好き”な方,ぜひ手にとって遊んでみてください!
[SOFTBANK GAMES]
(C) 1999 2003 Konami Computer Entertainment Tokyo
|