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ザ・ヒューマンのゲームカレッジ校長に岡本吉起氏
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2003年7月10日 |
ザ・ヒューマンは,同社が運営する専門教育機関総合学園「ヒューマン・アカデミー」で全国7カ所で展開しているゲームカレッジの校長に,元カプコンの岡本吉起氏を迎えたことを明らかにした。
ヒューマンアカデミーは,在籍生徒数5091名を誇り,13のカレッジには,IT,ビジネス,福祉などのほか,ゲームやスポーツ,音楽なども用意されている。ゲームカレッジは全国で1052名の学生が学んでいるという。
リリースによれば,現在ゲーム業界は多様化・高機能化に伴い,ソフトの開発スタイルや企業の求める人材像も変化しているが,こうしたニーズに応えるための人材を育成する教育の現場に業界のトップクリエイターが積極的に関わっていないのが現状だという。
そのため,ザ・ヒューマンでは,岡本氏をゲームカレッジ校長に起用。ゲーム開発教育のカリキュラム・教材・講師育成・学生指導・実習環境の提供などを担当してもらい,教育内容のリニューアルを実施することとなった。
岡本氏は,'82年コナミに入社後,'83年カプコンに入社。「ストリートファイター」「バイオハザード」などシリーズの作品開発で活躍し,2001年にはカプコンの専務取締役,兼開発最高執行責任者に就任。この6月にカプコンを退社後,現在はフリーとして新会社を設立準備中。
[SOFTBANK GAMES]
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