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アウトラン2映像やG感じる体感筐体セガ内覧会に
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2003年7月11日 |
セガは7月11日(本日),都内において業務用ゲームの新作を集めたプライベートショーを開催した。
今回は待望の「アウトラン2」(仮称)が映像出展として流された。今回の愛車は,正式にフェラーリから許諾を受けたF50やディーノ246など(僕の好みなどどーでもいいだろうが,このディーノこそわがミウラと並ぶ自動車史で最も美しいクルマだと思っている)。
街の中を疾走する赤や黄色のフェラーリはやっぱりカッコイイ。車はもちろん,街や風景は文句なくかつてないクオリティ。時刻による違いもあるようだ。もらったチラシには夕暮れの街を走るディーノが掲載されている。
また,助手席に乗った美女の要望に応える走りを目指す“クエストモード”や,最大4人での通信対戦などが楽しめるという。F50のドリフト走行を堪能できる日が今から待ち遠しい(2003年冬登場予定)。続報が入り次第,紹介していくぞ!
会場で最も目に付いたのは,韓国のシミュラインが開発した体感筐体“CTCRAFT”。「F-ZERO AX」と「club kart.ヨーロピアンセッション」がプレイできた。ほかにも既存にあるレースゲームやドライブゲームをインストールすることができる。プレイヤーが着座するシート部分を吊り下げるような形をとった筐体で,「“直角型3軸モーショーンシステム”に挙動プログラムを連動させることで,加速感・速度感・加重感を演出する。
実際に操作してみると,かなり派手な動きで驚いた。加速時にシートに押し付けられるような感覚は,プレイの緊迫感を増大する。未来的なレースの「F-ZERO」は,筐体のデザインと相まって,雰囲気バツグンだ!
“ドカベン”岩城のポップが目を引いた「激闘プロ野球」は,コンシューマー版動揺人気となりそう。AC版は今秋販売予定。「ドカベン」「野球狂の詩」「あぶさん」といった水島新司氏の野球漫画のキャラが3Dポリゴンとなって,実在のプロ野球選手とプレイボール。8台ほどの試遊機が用意されていた。
試遊機で「ドカベン」の山田が打席に立つシーンを見ることができたが,実際の動きを忠実に再現した実在の選手たちとの何の違和感もなく溶け込んでいた。ゲームセンターでも里中と勝負できる!
シーズン最新データに選手カードをフルモデルチェンジすることとなったサッカーゲーム「World Club Champion Football SERIE A 2002-2003」も楽しめた。レアカードとして過去にセリアAに在籍したことがある現役選手のカードも用意されるという。
「World Club Champion Football」は,巨大な筐体の複数配置されたサテライトに座り,監督としてチームを作成,練習のメニューを設定し,チームを強くする。1サイクルの中で試合が組まれるので,出場する選手のカードを並べてキックオフとなるのだ! 説明員によれば,今作では,最初のチームメイキング時に監督としての設定がより詳しくなっていることなどを挙げていた。
ほかにもメダルゲームの「ドラゴントレジャー」や「お祈り大名神」などの大型筐体が並び,セガAMの好調さを痛感できた。
[SOFTBANK GAMES]
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