払い戻しOKのゲーム用電子マネー8月発売開始

2003年7月17日

　デジタルチェックは本日（7月17日），新プリペイド電子マネー「ゲームチェック」を発表した。購入方法が多彩なことや払戻しが可能な注目システムだ。

「ゲームチェック」は，韓国などに比べ多様な決済方法が利用されている日本の電子決済事情を考慮し，さまざまなオンラインショッピングの決済手段を利用しての購入を可能にしたシステム。購入はコンビニ，インターネット，そして銀行ATMの3種類。これにより，国内のあらゆる地域・年齢のユーザーが便利に利用できる。

　同社会長兼CEOの土岐氏は，「ユーザーにとっては，いかに簡単に手に入って，簡単に使えてムダがないか。マーチャントにとっては，電子決済の初期導入・運用コストを安く抑えてeビジネスをスタートできるかを考えた」と話す。

　コンビニでは，端末や店頭で振込用紙を手に入れることもできるほか，自宅で自分専用の振込用紙をプリントアウトして，ショップに持参できる。インターネットでは，クレジットカード，郵貯デビットや銀行のネット口座からの振込みが可能。クレジットカードを持っていなくてもオンライン決済が行える。

　さらに，銀行ATMについては，事前にデジタルチェック社ホームページにて購入金額を申し込みを行い，メールで振込先，金額，ID番号を送ってもらいATMで入金を行う仕組みだ。

　いずれの支払方法で入金した場合も，入金額は振込みが完了した瞬間に反映され使用が可能になる。また，残金が少なくなった際にリチャージ（残高追加）することができ，さらに，不要になった際には所定の手続きで払い戻しができることも特徴。

　販売開始は8月1日。スタート時にはハンゲームジャパン，ゲームオン，スターオンラインの3社のゲームで利用可能となる。また，今後もPCのオンラインゲームに限らず利用可能な社数を広げていきたい考え。

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