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「GT4」収録予定車輌がツインリンクもてぎにずらり
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2003年8月1日 |
某日，栃木県・ツインリンクもてぎに新旧の名車約140台が集められた。これらは，今冬発売予定のPS2用レーシング「GT4」（SCE）に収録される可能性のある車たちで，モデリングデータや走行データ，そして音声データを収録するためのもの。
そして当日「GT」が作られる過程をひと目見ようと集まった取材陣は総勢80名以上！ 全世界的に注目されているソフトならではか，外国人記者さんたちの姿も。
レーシングスーツに身を包んだプロデューサー・山内氏は，走行データ収集取材の合間にインタビューに答えてくれた。
山内氏は今回のデータ収集取材に対し，「たくさんのクルマが集まっているが，中でも注目してほしいのは旧車たち。現在，走っている姿を見かけることはほとんどないので，ここでしっかりとその勇姿を取材して『グランツーリスモ4』に登場させたい」と話す。
「以前から話しているように，『GT4』はクルマの歴史をたどっていくような作品になるので，シリーズファンの方もクルマそのものが好きな方でも楽しんでもらえると思う」と（山内氏），カーマニア感涙のコメントも！
さらに当日来ていた本物のレーシングカーが収録された最新バージョンが楽しめる試遊台も用意された。ラッキー!! 試遊台についての詳細レポートは後日報告するとして，ここでは，クルマのデータ収集取材の内容について触れていこう。
ここで収集されたデータは，クルマのサーキット走行データとモデリングデータ，そして音声データだ。開発を手掛けるポリフォニー・デジタルのみなさん総出で作業を行っていた。
【モデリングデータ収録】
クルマの全景はもちろん，エクステリア，インテリア（!!）をあらゆる角度からデジカメで撮影。ゲーム中に見られる美しいグラフィックはこうした緻密な取材によって生まれるのだ。
【走行データ収録】
プロのレーシングドライバーが「GT」に参戦!? サーキット実走のデータを収集するために，周回を重ねていた。当日はプレス向けに同乗走行体験も。
【音声データ収録】
ユーザーからの要望も高いサウンドの向上。それを実現するために，フロント，リヤ，内部の各側から音声データを収録していた。
取材終了間際，これまでの「GT」シリーズ作品にも登場していたあるレーシングカーに同乗走行していた山内氏を再び発見。その感想を求めたところ，「初めてこのクルマには乗せてもらったが，本当に『GT』と同じ！ 合っててよかった，とホッとしている部分もあるが，それと同時に現在制作中の『GT4』にも自信が持てた」と，発売を楽しみにしているユーザーにとっても力強いひと言が聞けたのだ！
なお，当日設置された試遊台の内容や収録取材の詳細は，続々と判明した新情報とともに，8月22日発売の「ザ・プレ」にて詳しく掲載するのでお楽しみに!!
[SOFTBANK GAMES]
文・写真：ザ・プレイステーション2編集部
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