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C3でリアルタイムSLGとなる「スパロボ」新作発表に
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2003年8月23日 |
本日(8月23日),幕張メッセにおいてキャラクターホビーイベント「Cultural Convention of Characters 2003」(C3 2003)が開幕した。24日まで。
大盛況だったイベントレポートは追って紹介するとして,初日の今日,C3「スパロボ」ブースのステージにおいて,待望のPS2用新タイトル「スーパーロボット大戦 Scramble Commander」が10月30日(予定)に発売されることが明らかにされた。
この発表の司会を務めたのは,ヒイロ役などでお馴染の人気声優・緑川光氏。緑川氏は,実はかなりのスパロボ&ロボットアニメファンなのはご存知の通り。
新作発表会の前に,過去作品に登場したロボットたちのアニメシーン&ゲームの戦闘シーンCGなどが流されていたのだが,ここでツッコミまくる緑川氏。「ダイモスのトレーラー形体のときに荷物は積んでるんですかね?」「エヴァはアスカより綾波が好きですね」「トップをねらえやっぱ見なきゃ駄目っスよ〜」など,その都度,ステージの前に集まったたくさんのファンから会場から笑いがもれる。
そんな「スポロボ」フリークの緑川氏が,歴代のスパロボシリーズで最もお気に入りのシーンとは?「もちろん自分が演じているキャラクターたちの登場シーンだけど,それ以外なら“〜F完結編のイデ対EVA”。暴走したらどっちがすごいのかワクワクだった」とマニアックな答えが。実は僕もここのシーン興味ありました。
さて,そんな緑川氏らのトークの後に発表されたのが,前述の「スーパーロボット大戦 Scramble Commander」。
早速,開発途中の映像が流されたが,いきなりフライトシミュレーションのようなリアルな戦闘機の映像が。そこに迫るドローメ(ライディーンの紫色のクラゲみたいなヤツだ)。これがまたリアルに3D再現されていた。
その後,マジンガーZ,ゲッターロボ,ガンダム,コン・バトラーV,エヴァンゲリオン,ダンクーガらが,これまた3DCGで登場。シリーズ初のリアルタイムSLGであることがテロップで明らかに。さらにマジンガー&グレートマジンガーZの連携攻撃シーンでは,僚機との協力がポイントであることも判明した。ユーザーインタフェースなども一新され,まさに新「スパロボ」の映像を見ることができたのだ。
その後ステージに呼ばれたのは,バンプレストの寺田貴信プロデューサー。寺田氏は,「システムを変えた“スパロボ”が作りたかった」と話す。さらにリアル3Dグラフィックに関しては,「SDでごまかすのではなく,可能な限り原作アニメのロボットサイズを表現した」(寺田氏)。
「コン・バトラーVがでかすぎたり,ライディーンのパンチがザクの頭に当たらないなど(笑),バランスを取るが大変」と苦労話が聴けたぞ。ストーリーは今までの作品と全く違う独立したものとなるという。
リアルな3Dグラフィックの採用とあって,開発にベックも協力。この日の発表会でもベックの五十嵐恒三氏も壇上に。原作に負けないカッコいい3Dのスーパーロボットたちが,もうすぐキミの目の前に!
最後に寺田氏は,「今作は社会人にもより楽しめる」と話し,期待をさらにあおっていたぞ。続報が今から楽しみだねっ!
同ブースでは,その後,ささきいさお氏(ガイキングが聴けた〜),堀江美都子さん(ダルタニアスが嬉しかった!),そしてMIQさん(オーラシュート!で思わずこぶし!)のライブも楽しめたのだ。
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