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生演奏やトークも!「新約 聖剣伝説」発売イベント
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2003年9月6日 |
スクウェア・エニックスは本日(9月6日),秋葉原・LaOXアソビットシティにおいて,GBA「新約 聖剣伝説」と音楽CD「新約 聖剣伝説 プレミアム・サウンドトラック」発売記念イベントを開催した。
同店でゲームあるいはサウンドCDを購入して,入場券をゲットできた(先着)200名ほどのファンが,会場を埋めた。女性ファンも多く,「聖剣伝説」が幅広い層から支持されていることが痛感できた。
イベントの司会は,「新約 聖剣伝説」の攻略本を編集中だというベントスタッフ・代表取締役社長の山下章氏が担当。壇上に立ったスクウェア・エニックスの執行役員第八開発事業部長の石井浩一氏,サウンドコンポーザー・伊藤賢治氏,キャラクターデザイナーを担当したブラウニー・ブラウンの代表取締役社長・亀岡慎一氏らとトークを展開。
「新約 聖剣伝説」のプロデューサーである石井氏は,「FFXIの開発をしているときに“聖剣伝説が好きです”という励ましの手紙をもらった」と「新約〜」開発のきっかけを振り返る。
亀岡氏も「(聖剣伝説が)実現するとは思わなかった」と感慨深げ。
また「まだ3Dには暖かさが足りない」と2Dグラフィックにこだわっていることや,「新約 聖剣伝説」はアクションの難易度を下げてシナリオが楽しめる配慮がしてあることなど,貴重な話もしてくれた。
石井氏から「絶対ボツは出さないから」,とお酒の場で口説かれたという伊藤氏も,前作がソロデビューだったこともあり喜んでサウンドを担当したという。
「(新約 聖剣伝説のサウンドは)自分で納得のいくものに仕上がった」という伊藤氏。用意されたピアノ(キーボード)で,OP曲など数曲を生演奏してくれた。透明感のある美しい音色に集まったファンもうっとり。目をつぶってサウンドに聴き入っている人も多数いたぞ。
山下氏は司会のメリットを利用して(笑),好きな曲を伊藤氏に演奏してくれとリクエスト。おいしい思いをしていたが,会場で名曲群を聴けたファンも大喜び。台本にないリクエストに即答えて演奏できる伊藤氏はさすが。何と未発表の曲まで演奏してくれて,たくさんの拍手をもらっていた。
その後,“スペシャルシークレットゲスト”として,「新約 聖剣伝説」のシナリオライター生田美和さんが登場!
「新約 聖剣伝説」は,'91年に発売されたGB版「ファイナルファンタジー外伝 聖剣伝説」をベースにしたリメイク版とされていたが,新たなヒロイン編をプレイしてほしいとコメント。女性らしい,こまやかな心情の変化が見えるという。「新約 聖剣伝説」やり込むべし! なお,生田さんは伊藤氏の創った曲に曲名を付けられたとのこと。
最後にコメントを求められた石井氏は,「今まで(ゲーム開発は)新しいものへの挑戦を続けてきた。今回の“新約〜”も“聖剣伝説”を知らない世代に伝えたかった」と話す。
そして「できれば今後も“聖剣伝説”を続けていきたい。さらに“聖剣伝説”の世界観がさまざまな形で広がっていけば嬉しい」と締め,満員のファンから拍手をもらっていたのだ。
その後,出演者のサインが入ったポスターやTシャツなどが当たる抽選会が行われるなど,ファン大喜びのイベントとなった。
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