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キャッシュレスの波! AM用新課金システム続々
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2003年9月11日 |
本日から東京ビッグサイトで開催されている「第41回アミューズメントマシンショー」。同イベントの中で,未来のAM施設キャッシュレスを見据えた展示が多く行われている。
特に多いのは,やはり「Edy」システムの導入を目指す展示品。既に大崎で試験導入を開始しているセガでは,ブースに「Edyコーナー」を設置し,その成果をPRした。
広報によると,現在クラブセガ大崎で設置・運営されているEdyシステムはおもにメダルゲーム機で,少しずつながら利用者数は増えており,特にリピーターには好評を得ているという。今年度末にはビデオゲームでの導入を目指しており,会場ではその試作機が置かれていた。
ちなみにこのビデオゲーム機向けEdy端末は,業界関係者の注目を浴びており,その場で「これいくらぐらいで売り出すのか」という質問が出されるほど。余談だが,クラブセガ大崎ではソニック仕様のEdyが販売されているとのことだ(売り切れの場合あり)。
この流れを受け,今年はセガ以外にもEdy端末を展示する企業が続出。富士電機リテイルシステムズがEdy初出展しているほか,大仙産商,日本コンラックスといった企業がEdy端末を参考出品し,来場者にアピールした。いずれも自販機用のものを応用した製品が多く,ゲーム機用の本格開発はこれから,という企業が多いが,日本コンラックスではビデオゲームに対応したEdy端末の開発を既に行っているという。
またもう一つ,独自のキャッシュレスシステム「ATOシステム」を展示していたのタカラアミューズメント。こちらは独自のICカードを使用し,すべての料金の後払いを可能にしたものだ。料金の支払い方法は現金のほか,クレジットカード,Edy,デビットカードに対応する。
今回の出展は,ATOシステムの本格事業化に向けて行われたものだが,来場者の反応は上々とのこと。セキュリティと各機器ごとの売上げ判別を同時に確保できるキャッシュレスシステムは,これからのAM施設で主流になりそうな勢いを見せている。
[SOFTBANK GAMES]
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