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GTAバー渋谷にOPEN!中里氏からのコメントも
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2003年9月12日 |
本日(9月12日),渋谷円山町に「GTAバー」がオープンした!
この「GTAバー」は,カプコンのプレイステーション2用「グランド・セフト・オートIII」が,9月25日に発売されることを記念してオープンした限定バー。
普段は真夜中,クラバーたちで賑わうこの場所も,今日は随所に「R」マークが貼られ,「GTA III」一色に変身。試遊台も巨大ディスプレイで2台用意されており,存分にプレイすることができる。
注目の「GTA III」自体は,海外版の雰囲気がそのままPS2で遊べるように工夫されいるのが魅力。ミッションをクリアするにもさまざまな方法が用意されているなど,とにかく自由度の高いゲーム性も見どころだ。
プレイしたら注目して欲しいのは,舞台となるリバティ・シティの活き活きとした描写。乱闘から逃げまどう人や追いかけてくる警察,ラジオから流れてくる放送まで,本当にそこに“リバティ・シティ”が存在しているかのような感覚を味わうことができるぞ。
また,奪う車によって操作感が違う,といった細かい点にも気が配られているのもポイント。最近のゲームに飽きた人にも,ぜひ遊んでみて欲しい1本と言えるのだ。
本日,限定バーのオープンを記念して登場したのは,第六開発部の中里英一郎氏。SOFTBANK GAMESでは同氏から,「GTA III」のみどころなどを聴いてみた。
中里氏によると,GTA IIIはカプコン内部でもかなり評価が高いゲームだという。「ミッションをクリアするためのルートはあるけど,遊べる部分が多い。この両方のサジ加減が素晴らしいゲーム」と話す。
そのGTAIIIの持ち味を活かすため,ローカライズ時にはGTA IIIの雰囲気をそのまま残すことに注力したそう。「字幕はマトリックスで映画字幕翻訳を担当した林完治さん。表示に関しても,普段ならカタカナにするところを,そのまま英語で残したりしています」とのことだ。スラングも残っているので,ぜひ注目してみたい。
ちなみに,このあとも「ゲッタウェイ」などさまざまな洋ゲームのローカライズを予定している中里氏。選択の基準は? と聴くと,「(日本にある)ゲームの文法と,逆に違うモノを持ってきている」という。
「日本人から見ると,一見これらのゲームは異質な作品に見えるかも知れない。でも,実際やってみると,細かいことにも気が配られていてすごいゲームばかりだ。(最近の洋ゲームには)日本のゲームにはない奇抜さと,日本のゲームの細やかさが揃ってきていると思いますよ」(中里氏)。
最後に「まずは『GTA III』を楽しんで。盲目的にミッションをクリアするだけではなく,リバティ・シティを散歩して欲しい」と話す中里氏。13日にはゲームズマーヤ葛西店で,14日には秋葉原・アソビットシティで,22日〜24日にはSHIBUYA TSUTAYAで「GTA III」の体験会が行われるので,ぜひ遊びに行って自分の手で体験してみよう。
[SOFTBANK GAMES]
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