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コロンビアの暴れん坊が「GT4」をドライブ!!
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2003年10月7日 |
スイスの高級時計メーカーであるオーデマ・ピゲは10月7日(本日),F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤ選手(ウイリアムズBMW)を招いたパーティを都内で開催した。このイベントにソニー・コンピュータエンタテインメントの「グランツーリスモ4」が出展されたぞ!
オーデマ・ピゲは高級スポーツウォッチで知られるメーカーで,ウォータースポーツ用時計などの製品も出している。モントーヤ選手も使用している“ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ ラバーベゼル”(180万円)など,40種類以上の製品をリリースしているという。
今夜のパーティでは,コロンビア出身のモントーヤ選手がゲストとあって,出される食事にも南米のものが出されたり,生演奏による音楽やダンスなどの催しも,すべてコロンビアや南米を意識したもの。とても情熱的なパーティとなった。
盛り上がるパーティ会場に,「グランツーリスモ4」が出展されていた。ハンドル,レーシングシートなどを備えた本格的な筐体が4台も用意され,パーティ出席者がわれ先にとプレイしていたぞ。
会場にやってきた「グランツーリスモ」プロデューサーのポリフォニー・デジタルの山内一典プレジデントによれば,なんとこの「GT4」,今回のイベント用に作られたものだという。具体的にはTGSに出展されていたものにフォーミュラタイプの車が追加されたオリジナル版。車体のペイントなどは,ハンドル(パッド)で簡単に選択できた。もちろんウィリアムズBMW風なものも……。
自車であるフォーミュラマシンが,チューンしたGT40,ダッジバイパー,NSXなどと筑波サーキットを駆け抜ける!……のだが,挙動がリアルなだけに,馴れない来場者たちが操るフォーミュラカーはあっちへフラフラ,こっちへフラフラ。筑波の第1コーナーやS字を抜けて,第1ヘアピンあたりでコースオフする様子が良く見られたぞ。
でもプレイ終えた人は「車を操作する楽しさが実感できた」と満足そう。うーんやっぱ「GT」のコンセプトは,このパーティバージョンでもしっかり継承されていた。
会場で抽選で選ばれた人によるゲーム大会に続き,モントーヤ選手がついにハンドルを握る。コースは富士スピードウェイ。趣味がゲームだという,われらが“コロンビアの暴れん坊”(といってもすんごいナイスガイ!)モントーヤ選手。はっきり言って相当ウマイ!
山内氏によれば,練習の2周目にはもうブレーキングポイントをばっちり抑えていたそうで,トップクラスのタイムをたたき出していたという。山内氏もこれには本気で驚いていた。さ,さすがレーサーの頂点に立つ1人。さすがというほかはない。
逆にいえばそれだけ「GT」がリアルに仕上がってきていることの証。モントーヤ選手の日本GPの活躍とともに,「GT」の今後にも期待しよう!
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